さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

ナンジャモンジャ

2021年05月08日 | 
4月26日、久しぶりにM自然公園をのんびり散歩です。
毎年この時期になると見せてくれる「ナンジャモンジャの花」、今年も木いっぱいに白い花を咲かせました。
ナンジャモンジャの正式な名前は、「ヒトツバタゴ(一つ葉タゴ)」
「ナンジャモンジャ」とは名前が分からない大木に付けられた総称のことで、この「ヒトツバタゴ」はナンジャモンジャと呼ばれる木の代表選手です。
「ナンジャモンジャ」と名付けられる植物の木は、このヒトツバタゴのほか、ニレ、イヌザクラ、ボダイジュなど・・・・・・
「ヒトツバタゴ」は、モクセイ科の落葉広葉樹で、全国的に珍しくて、日本では愛知県犬山市、対馬列島、岐阜と長野の県境など極限られた地域に自生していて、
県によっては絶滅危惧種Ⅱ類に指定されてるところもあるとか!


大きな木に白い花がいっぱい! この花も風に吹かれてすぐに散ってしまい、もう少しすると樹の下は散った白い花で、雪が降ったように真っ白になります。


下に塊のようにあるのは、まだ咲き始めでしょうか??


公園のあちこちに咲くハルジオン(春紫菀)には、虫たちのお気に入り。

 

「ハンカチの木」は残念ながらすでに散り始めて、遠くから見ると、まさに幽霊の様相です。


池の睡蓮も所々で咲き始めたようで、5月中旬ごろには池いっぱいに広がっていくと思います。


足元には、ジシバリ(地縛り)アカバナユウゲショウ(赤花夕化粧)の花。ニワゼキショウの花も探してみましたが、この日はまだ咲いてませんでした。

 

アジサイの花はまだこんな小さくて硬い蕾状態ですが、これから一気に膨らんでくるのかな?


奥の林では、ムシクイの仲間が飛び回ってましたが、この日は鳥撮り用のカメラは持参してなかったため断念。
キビタキもそろそろやってきそうな気配でした。


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