1月11日、A公園は相変わらず鳥の影は薄く、ルリビタキポイントも、時々、雄が姿を見せてくれるものの鳥撮りさんは2~3人。
林ではエナガが飛び交い、地面にはシメの姿だけ。相変わらず寂しい状態が続いてるようでした。
しからば、たまには「彩湖」に行ってみようと思い立ち、翌12日出掛けてみました。
1年7か月ぶりの彩湖でしたが、こちらも実に寂しく、湖面にはオオバンとカンムリカイツブリが見えるだけで、ユリカモメの姿もありません。
冬のカモたちの姿が無い「彩湖」は初めてです。
西側を南下していくと、遠くに姿を見せてくれたのはハジロカイツブリ(羽白鳰)1羽だけです。
毎年ベニマシコが姿を見せていたポイントに立ち寄ってみましたが、鳴き声さえ聞こえず、モズの姿だけ。
帰り際、やっと近くに来てくれたカンムリカイツブリ(冠鳰)。 冬羽から少し夏羽に移行し始めたか?
せっかくなので、「彩湖」のことも書いておきますね。
「彩湖」は秋ヶ瀬公園の南側にあり、荒川貯水池とも呼ばれる荒川河川敷に掘られた人造湖で、広さは1.18平方キロメートル。
この彩湖を含む荒川第一調節池は、水を安定して首都圏の人達に届けるための利水機能と
荒川が増水したときに、首都圏を洪水から守るための治水機能という大きな役割を果たしています。
荒川第一調節池全体は2004年に完成、3900万立方メートルの治水容量を持っています。
その中にある「彩湖」は1980年に工事が始まり、1997年に完成。1060万立方メートルの貯水容量があります。
「彩湖」の東側には整備された市営公園「彩湖・道満グリーンパーク」があり、市民の憩いの場になってます。探鳥は主に西側です。
(写真:グーグルマップより)
ちょっと寂しいので、前日に秋ヶ瀬公園で撮ったエナガとシメの写真も貼っておきますね。
大きな口を開けて何を食べたのかな?