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さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

やっとアトリの小さな群れが・・・・

2021年03月22日 | 野鳥
今回も2月の出来事!
2月28日、M自然公園のアトリの小さな群れが長居してるようなので、出かけてみました。
10数羽の小さな群れが、地面に落ちたアキニレの実を食べたり、人が来るとサッと木の枝に移動したり・・・・雄は夏羽に変身中!女の子は優しい顔つき!!







そんな群れの中に1羽だけ、ほぼ夏羽状態の雄を見つけました。
 

わずかに枝に残ったアキニレの実と地面に落ちた実、どちらが食べやすいのか分かりませんが、人が来ると枝で、人が居なくなると地面で!!


樹の幹で様子見の子も!!



これから徐々に、移動しながら仲間たちが集まって、大きな群れになっていくことでしょう。
MFでも、中規模程度の群れが、桜が散る頃までに見られるかもしれません。


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ネコヤナギもマクロで撮ると別世界!

2021年03月20日 | 
見沼自然公園には、ただ1本ある小さなネコヤナギの樹。
3月4日、久しぶりにM自然公園の様子を見に行ってみると、今年も、冬芽がはじけて、一部は開花し始めてました。


 


冬芽がはじけたばかりで、殻がまだ付いてるものも!!
ヤナギの仲間で、雌雄異株の樹ですが、この樹は雄株のようです。今まで雌株の方は見たことがないので比較できませんが、一度見て見たいものです。

 


花穂が猫の尻尾のように見えることからこの名前が付いたと思われますが、地方によっては、犬の尻尾に例えた方言もあるようです。
ちょっと面白そうなので、前回のエナガと同様に、ネコヤナギの方言のことを調べてみると・・・・・・
代表格は飛騨地方の「イネコロ」「イノコロ」「エノコロ」「カワメドリ」「ネコネコ」「ネコネコオンボ」「ベーコ」「ベコヤナギ」「ベコベコ」。
その他、広島県:「トートコ」「トトンボ」、栃木県の一部:「チンコロタンコロ」、群馬県邑楽郡:「チンコヤナギ」、福島:「イッコ」、山梨県:「エンマル」、
和歌山県:「イヌコロ」、福岡県:「インコーコー」、石川県:「インコロ」など・・・・・
これらの言葉が今でも使われてるかは分かりませんが、こんなにたくさんあることに驚きました。
(ネットでランダムに調べたもので、実際に確認した訳ではありませんので、間違ってるようであればご指摘ください。)



こんなネコヤナギも今頃はどんな風に変化してるのでしょうか???

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癒しのエナガ(柄長)

2021年03月18日 | 野鳥
忘れていた下書きの記事二つ目は、1月末のM自然公園のエナガです。

この日は、アトリでもと・・・出かけたものの、午後は全くその姿はなく、20羽くらいのエナガの群れが周辺を飛び回ります。
太い樹の幹や細い枝など自由自在。暗い所を飛び回るので、さすがに手持ちで追いかけるのはきつい!!
でも、愛くるしいほどのエナガの姿を追いかけてると、時がたつのを忘れます。



「仲良しエナガ」


「ほっこりエナガ」


昔から、柄長柄杓(えながひしゃく)・柄柄杓(えびしゃく)・尾長柄杓(おながひしゃく)・柄長鳥(えながどり)」と呼ばれて親しまれてきたエナガですが、
ふわふわした綿のかたまりのような姿をしていることから、「ワタボシ」と呼ぶところもあるようです。
エナガの呼び名をネットで調べてみると、陸奥八戸地区では「ジリジリ」、広島では「マツムシ」と呼ぶとか。(現在使われてるかどうかは不明ですが・・)



肝心のアトリなどの姿は確認できませんでしたが、賑やかな声の主はカケス。高い樹の上で賑やかです。


その他に、お馴染みのシロハラやヤマガラも!!



今春もどこかで、エナガの団子が見たいものです。

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2月のルリビタキ嬢

2021年03月16日 | 野鳥
前に下書きしていた記事二つが、アップし忘れて残ってたので、まずはそのうちの一つから!!
2月11日、O公園第2公園の梅林の横にある小さな庭園(?)に咲くフクジュソウを撮りに行くと・・・・
すぐそばの暗い場所にルリビタキの雌がいました。
慌てて鳥撮り用のカメラを車に取りに行って戻ってきても、まだ居てくれましたが、暗い!!


そのうちに、道を隔てた梅林の隣の茂みの中に移動しましてしまいます。
その後フクジュソウを撮り終えて、その茂み近くを散策してると、ルリビタキの地鳴きが聞こえてきます。
暫く待ってると・・・・出てきてくれましたよ。  杭の上に止まって辺りの様子を窺ってるようです。





この日は、祭日で梅見物で人も多く、まさかこんな日に出てきてくれるとは!! ラッキーでした。




近くで咲いていた水仙です。



*ルリビタキは何度も載せているので、コメント欄は閉じてます。






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サンシュユ(山茱萸)も見頃!!

2021年03月14日 | 
3月4日、そろそろサンシュユの花が咲くころだと、見沼自然公園に出かけてみました。
公園の入り口にある大きなサンシュユの樹がまず目につきます。樹全体が、黄金色に輝いて見事です。

 

この公園には、この大きな木のほかに、3本の樹があって、どの樹も小さな黄色い花でいっぱいです。
サンシュユ(山茱萸)は、中国原産のミズキの仲間で、季語は春。
江戸時代に、薬用植物として朝鮮経由で小石川御薬園(現小石川植物園)持ち込まれたものが、後に、庭木としてて栽培されるようになったとか!
早春に、葉っぱより花が先に咲くため、樹全体が黄金色に輝くため、ハルコガネバナ(春黄金花)とも呼ばれたり、
また、秋にはグミに似た赤い実をつけることから「アキサンゴ」や「ヤマグミ」とも呼ばれます。(ウィキペディアなど参照)


小さな花が20~30輪ほど集まって咲き、それぞれの小花には花びらが4枚、4本の雄しべが目立つのが特徴。
そよ風にゆらゆら揺れる枝の小さな花のカタツムリの角のような蕊を撮るのに大苦戦!!

 



少し離れたところの足元には、オオイヌノフグリの紫色の絨毯が広がってます。



その他、ホトケノザやヒメオドリコソウなど、春の花がいっぱい咲き始めて、冬鳥たちの旅立ちを見送ってるようです。

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