さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

ミコアイサの嘴には歯がある?

2021年03月06日 | 野鳥
・・・・・・・ミコアイサ第2弾!
この日は、他に鳥撮りさんは一人だけで、ミコアイサもいろんな仕草を見せてくれました。
そんな仕草をいくつか紹介する前に、撮った写真の中に面白いものを見つけたので紹介しますね。
まずは次の写真を見て下さい。 分かり易いように大きくトリミングしたものですが、ミコアイサには「歯」がある??

もともと鳥には「歯」はないので、鋸状のギザギザがあるって感じでしょうか。(恐竜時代には歯がある鳥もいたようです。)
このギザギザは、もちろん小魚を捕る時に、大いに役立つものなのですが、どういうわけかアイサの仲間だけ???
同じように、潜って魚を捕るカワウやカイツブリなどには見られません。
カワアイサやウミアイサ・ミコアイサなど、アイサの仲間はみんなこんな鋸状の嘴なんです。

鳥の嘴って、それぞれの餌の捕り方や種類にによってさまざまな形状があることが知られてますが・・・・
イカルやシメのような、固い木の実を割るための大きな嘴、シギの仲間のように、嘴の先端がセンサーのようになって先端だけ開く嘴、
イスカのように、松ぼっくりをこじ開けるための交差した嘴、ハシビロガモのようにプランクトンなど小さな餌を濾しとる為にふるいが付いた嘴など、
いろいろ比べてみるのも面白そうですね。


パタパタも見せてくれます。



背中の模様も綺麗!!


女の子は、残念ながらこれ1回だけ。


水中潜りの合間には羽繕いが欠かせません。


凛とした冠羽がカッコいい!!


恋人の仕草が気になる?


それでは一緒に!


それにしても、このパンダカップル、近くに釣り人がいてもお構いなしで、しばらく滞在した後、無事旅立っていったようです。
ミコアイサは、日本では冬鳥で、沼や川で見かけることが多いですが、巣を作るのは、大きな木の樹洞。
このカップルからも可愛い赤ちゃんが生まれるといいですね。来冬も期待したいものです。


(おまけ)
この池はカワセミがいることでも知られてるのですが、この子もミコアイサ見物?





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