映画のあとに、六本木ヒルズ近くのフレンチ・レストラン LE BOURGUIGNON (ル・ブルギニオン) でランチのコースをいただきました。前庭のあるかわいらしい一軒家レストランです。
ランチタイムはいつも満席という人気のお店ですが、この日は映画が終わってから電話をしたのに、思いのほか空席がありました。これもコロナの影響でしょうか。
約1カ月ほど前のことで記憶が曖昧なところもありますが、記録を残しておきます。
アミューズのグジュール(チーズを練り込んだひと口サイズのシュー)。中にペースト状の豚肉がはさんであります。
前菜は7種類の中から選びます。これは牡蠣のリゾット 長ネギとほうれん草 青海苔風味。牡蠣の濃厚な風味に青海苔が磯の香りを添えています。上にのっている野菜は失念しましたが、しゃきっとしてほろ苦く、いいアクセントになっていました。
私の前菜は、鮟鱇(あんこう)のフロマージュ ドテット ラヴィゴットソースです。本来は豚肉の頭肉を使って作る煮凝りを鮟鱇で再現しているとか。こりっとした食感が楽しめました。上にのった大根のピクルスがさっぱりとしてよく合います。
メインのお料理は4種類から選びます。こちらは牛ほほ肉の赤ワイン煮です。濃厚で深い味わいがあって、しみじみとおいしかったです。
私はジビエに惹かれて、蝦夷鹿のパイ包み焼きをいただきました。
わずかに野生を感じるお肉を滋味深いソースが引き立てます。
デザートです。こちらは鳴門金時のモンブランとスープ お米のバヴァロワ添え。優しい甘さが広がって、ほっとする味わいです。
私は、チョコレートとマスカルポーネのムースをいただきました。ティラミス風のデザートです。
私の好きな白いレリーフのお皿。テーブルフラワーはミモザでした。
外観も中も、かわいらしいお店です。帰る時には、笑顔のすてきなシェフが出ていらして見送ってくださり、心地よい余韻とともにお店を後にしました。