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Burger POLICE

2021年05月24日 | グルメ

GWに帰省していた息子と、以前から行きたかったハンバーガー屋さんにお昼を食べに行きました。3か月前にオープンしたお店ですが、いつも予約でいっぱいで入りそびれていたので、今回は前もってしっかり予約をしておきました。

場所は目黒通り沿い。碑文谷警察の隣にあることから、Burger POLICE と名づけられています。代官山の TACUBO という有名なイタリアンレストランの姉妹店だそうで、オープン前から話題になっていたようです。なるほど、だからいつも予約でいっぱいだったのですね。

こじんまりとしたお店は、黒を基調にしたスタイリッシュなインテリア。メニューは超個性的な6種類のバーガーをメインディッシュに、ビストロの前菜が充実しています。ランチでもあり、私たちは今回は気になるハンバーガーのみいただきました。

私は、お店のフラッグシップバーガーである「塩バーガー」にしました。余分なものをすべてそぎ落とした超シンプルなハンバーガー。ハンバーガーは、パンとパティのみ、添えられているのも自家製ザワークラフトのみです。

塩だけのパティでは、少々獣っぽいのでは?と心配でしたが、それはまったくの杞憂で、お肉のくさみがまるで感じられないことに驚き、感動しました。一噛みごとに、お肉のおいしさがストレートに伝わってきます。

他に具材がないから、お肉のお味に集中できるのかもしれません。これまでにまったく味わったことのない体験でした。

夫と息子は「ザ・バーガー」にしました。いわゆる一般的なハンバーガーにあたるものですが、そうはいっても、かなり個性的です。こちらのハンバーガーも野菜は入っていないですが、パティの他には、とろりとしない、やや硬めに仕上げた目玉焼きが入っています。

ソースは、代官山のTAKUBOのボロネーズソースが使われています。挽肉というよりはお肉のかけらがザクザク入っているところが斬新です。パティに負けない強さをもったソースでした。

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食事の後にお店のスタッフにお話をうかがったところ、ハンバーガーに野菜を入れないのは、野菜の水分でお味が変わってしまうから、ということでした。なるほど、だから素材のお味がぎゅっとストレートに伝わってくるのですね。

そしてバンは特注のオリジナルで、塩バーガーと、ザ・バーガーとで微妙に変えて作っているのだそうです。これからもたまに食べに行きたくなる、唯一無二のハンバーガーでした。

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