三連休に帰省していた息子と「ジョーカー」の続編「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」(Joker: Folie a Deux)を見に行きました。
息子ともども前作がとても気に入っていたので、本作をとても楽しみにしていました。正直に言えば、前作があまりにすばらしかったので、それを上回る感動はなかったのですが、後からじわじわと考えさせられる作品でした。
今回は、世界の歌姫レディ・ガガがハーレイクイン役で登場しているとあって、ミュージカル仕立てとなっていて、主演の二人の魅力が存分に堪能できましたし、本作の魅力である、ダークでアートな世界観も健在でした。
ビリー・ジョエルのMy Lifeがカーラジオでかかっていたので、本作の舞台は1970~80年頃と想像しましたが、私は本作で描かれているストーリーに、現代のネット社会に通じるものを感じました。
救いのない時代に、人々はジョーカーを悪のヒーローとしてあがめ、過大に英雄視してきましたが、いったん何か気に入らないことが起きると、突然ジョーカーを奈落の底へと突き落とし、容赦のない暴力を浴びせるのです。
そして、愛によって結ばれたはずのハーレイクインでさえも、ジョーカーの言動が自分の求めていたものと違っていたという理由で、いとも簡単に離れていったことに、現代における「愛することの軽さ」を思いました。
そして私は、本作はジョーカーとハーレイクインの物語でも、アーサーとリーの物語でもなく、ホアキン・フェニックスとレディ・ガガの物語になっている、と思いました。
ハーレイクインは、精神不安定な放火魔ではなく、自由で才能あふれるアーティストに見えましたし、ジョーカーは、病的で気味の悪い殺人鬼ではなく、思慮深いインテリに見えてしまいました。
だから、(監督が意図したように)この二人が互いの中にある狂気に惹かれたのではなく、お互いの才能や個性を尊重して惹かれ合っているように、私には見えました。
映画は、ミュージカル仕立てになっていましたが、高らかに歌い上げるのではなく、あくまでセリフのようにささやくように歌っていたのが印象的でした。
スティービー・ワンダーの For Once in My Life、ジャズの名曲 Bewitched、カーペンターズの Close to You など、だいぶアレンジされていましたが、よく知っている歌、好きな歌がたくさん登場していて楽しめました。
私も数日前、鑑賞してきました!劇場で映画を見るの久しぶりでしたが、この作品だけは絶対に劇場で見たかったんですよね。
この続編は、けっこうビックリしますよね。賛否両論になりそうです。
ミュージカルになっていたのは、個人的には楽しめましたが、受け付けない人もいっぱいいそうです。
あとあのラスト、この作品の決着のつけかたが、私の中でもまだ評価出来ずにいます。
監督の「ジョーカー」の続編、ハーレイクインとの関係の描写なんかへの答えの出し方に全面的に賛成したい自分もいるし、「これはちょっと違うんじゃ・・」って思ってる自分もいます。
私もなるべく早く記事にしますね。(^o^;)
さっそく映画館行かれたのねー。
たまたま帰省中だった息子君と一緒にだなんて、いいなー!羨ましいなー!
結構賛否両論というのは噂で聞いています。
薄目で、下の方の文章はまだ読んでなくて、映画を見たら改めて読ませて頂きますね♪
セレンさん、さっそく観てこられたんですね!!
実は「ジョーカー」前作あんなに話題になってて賞もとってたのに、私観てないんです~。
ヒース・レジャーが大好きだったもので・・・いまだに見る気がおきなくて。
今回はミュージカル仕立てなんですね!意外ですが、(ガガはもちろん)ホアキン歌が上手いですものね。
セレンさんのレビューの、現代における「愛することの軽さ」という部分がとても気になります。
いつか観るときがきたら、「1」から見てみます!(^^)!
ごみつさんも早速ご覧になられたのですねー。
私も本作、とっても楽しみにしていたのですが、前作に比べるとややものたりなかったかな...。
タイトルにもなっている二人の狂気の部分が、やや振り切っていないように感じてしまって、ふつうの恋愛ドラマのように見えてしまいました。
むしろまわりの人たちの方に狂気、というか、怖さを感じました。
ラストは、え?という感じでしたが、ある意味ジョーカーらしいのかな...?
ごみつさんの感想を楽しみにしています♪
息子も前作をとても気に入っていて、前回は別々に見たのですが、その後でさんざん語り合いましたね...。
本作も決して悪くはないのですが、ふつうの作品になってしまったように感じました。
主演の二人は魅力的でしたが。
latifaさんの感想も楽しみにしています!
そして大いに語り合いましょう。^^
瞳さんは前作をご覧になっていないのですね。
私は逆にヒース・レジャー版を見ていなかったかも。
機会があったら是非見てみますね。
ホアキンといえば、ウォーク・ザ・ラインを思い出しますが、ガガと同じく魅力的なシンガーでもありますね。
1作目はいい意味で、とても衝撃を受けた作品です。
いつかご覧になってくださるとうれしいなー。
ただ続編にはレディー・ガガが出ているという事で見ました。
ガガが出ているだけあり、ミュージカルシーンは楽しいです。
ガガの歌の素晴らしさは当然ですが、ホアキン・フェニックスが見事なタップダンスを踊るのは驚きます。
どの曲も良かったのですが、特に印象的なのは1953年のMGMミュージカル映画の傑作「バンド・ワゴン」の名曲「ザッツ・エンターテインメント」。
テレビに「バンド・ワゴン」での歌唱シーンも映っています。
ただアメリカ映画とアメリカの黄金時代の象徴のこの曲も、夢の失われた主人公の悲惨な現在を強調する役割を持ちます。
という事で作品自体は前作と同様乗れませんが、ミュージカルシーンは高く評価しました。
息子さんと一緒にご覧になったのね!?い〜な〜
今回私達は予定していた温泉をキャンセルしたので、ランチだけ出掛けました…トホホ
なるほど!アーティストのガガ様とインテリのホアキンの物語ね!それはそれでとても興味深いデス。狂気の象徴として崇められていくだけのジョーカーの今後が心配だったので、ある意味正解なのかも?
体調がギリギリで残りの遍路もやっとなので、映画を観るのは当分先になりそうだけど、観るのが楽しみになりました〰️♬
前作に比べると物足りなさがありましたが、ミュージカル・シーンは楽しかったです。
ただ、全体的にセリフのように、ささやくように歌っている場面が多かったので、いっそのこともっとミュージカルに振り切って、2人に思い切って高らかに歌って欲しかったようにも思いました。
ホアキンのタップダンスもよかったですね☆
ごめんなさい! 昨夜コメントのお返事を書いたつもりが
どうやら「投稿する」ボタンを押さずに閉じてしまったようです。
お返事が遅くなってしまって申し訳ありませんでした。
息子も前作がとても気に入っていたので、ちょうど三連休に帰省していたのを機にいっしょに見に行ってきました。
まだ~むさんも息子さんとランチを楽しまれたのですね。
本作、ジョーカーとハーレイクインの狂気を描いた作品としては、少々物足りなかったですが、ガガとホアキンの魅力で楽しめました。
ご旅行からおもどりになりましたら、是非ご覧になってください☆
まだ~むさんの感想を楽しみにしています☆