映画「君の名前で僕を呼んで」(Call Me By Your Name)では、毎朝の屋外での朝食のシーンも印象的でした。
すぐそこでもぎ取ってきたばかりの桃や、しぼりたてのジュース。キッシュか何かが出ていた記憶もありますが、一番印象に残っているのはとろりとした半熟卵。アーミー・ハマー演じるオリヴァーが、スプーンの背でとんとんたたいて殻を割っていました。
そんなシーンを思い出しながら作った朝食です。厚切りの食パンは量が多いので半分にして、ココナツオイルとはちみつをぬってトーストします。ベビーリーフはフレンチドレッシングであえ、プチトマトをあしらいました。コーヒーと野菜ジュース、半熟卵、そして映画で重要な役割を果たしていた桃。
卵は5分ほどゆでて冷水に取り、とろとろに仕上げました。殻はむかずにスプーンですくっていただきます。
オリヴァーはスプーンの背で殻を割っていましたが、私は神戸の北野ホテルで見つけたエッグカッターを使いました。下のカップを卵にかぶせ、ボールをスライドして上から落とすと殻が割れます。
家に咲いている紫陽花をカットしてきて飾りました。映画では夏の北イタリアらしい赤や黄色の食卓でしたが、こちらは梅雨の東京らしいブルーの食卓になりました。今日は朝からしとしと雨で、いよいよ梅雨入りとなりそうです。
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この映画、私は娘と観たのですが、内容より、とにかくイタリアが恋しくなりました。あのカラッとした陽気、木洩れ日や陽の差し方、自転車でガタガタと走るという情景全て を恋しく思いました。これも嫉妬でしょうかね(・_・;
それとなんとドンピシャ、私もサガンの小説が大好きで、18歳の時に次から次へと読破し、自分の生活との違いにあれこれと妄想していました(^◇^;)
この映画を見た時は感じませんでしたが、セレンディピティさんがサガンとおっしゃり、懐かしく思いました。
素敵過ぎる朝食!いいなぁ~!!
私、半熟ゆで卵、大好きなんですよ。特にエッグスタンドに立てたヤツ!昔オランダで買ってきたデルフトのエッグスタンドがお気に入りで…!
半熟ゆで卵の好きが高じて、お弁当に花型に切って入れたりすると「黄身が殆ど流れていた…」などと不評だったりします(笑)。
卵とサラダとトーストでも、朝からこうしてテーブルコーディネイトなさると、こんなにも違うものなのですね…
夫は卵も両面焼きが好きで、私がトロトロに凝っていた時は嫌だったみたいで…(苦笑)
タマゴのカッター凄いですね!?これでパカッと卵の殻が取れるのですか??やってみたいわ~~
ホテルの朝食以上にオシャレで豪華な空間にセレンさんのハイセンスさを改めて実感致しました😻
このお写真に飛び込みたいです…!
あ~美味しそう
日本ではなかなか住宅事情が許しませんが^^;
アメリカではそろそろ外での食事が気持ちのいい時期ですね。
バックヤードの緑の芝生が美しくて
いつもの食事が不思議とおいしく感じられますね。
Schatziさんはイタリアで避暑を過ごされることも多かったでしょうから
きっと懐かしい風景だったでしょうね。
私はイタリアは都市しか訪れたことがないので
映画に出てきたような小さな町をゆっくり車で旅してみたくなりました。
サガンの世界、今ならなんとなくわかりますが、若い頃は衝撃でしたね。
映画を見て、あの頃のうずくような気持ちを思い出しました。^^
ここなつさん、半熟ゆで卵がお好きでしたか。
ゆでたまごは殻をむくのが苦手で、ふだんはあまりしないのですが
とろとろ卵だとスプーンですくって食べられるのでらくちんです。^^
お弁当にも強い味方ですね☆
よく見るとふつうの朝食ですが^^;
紫陽花があるとちょっと違って見えますね。
うちの夫もたまごの黄身が流れるのはあまり好きじゃないようです。
逆に息子は大好きなのですが...
卵のカッター、きれいに一直線に切れるわけではないのですが
これがあるとなんとなく食事が楽しくなります。
わ~、そんな風に言ってくださると恐縮です。><
よく見ると特別なものは何もないのですが
映画を意識したら、ちょっと違った気分でいただけました☆