2025年3月末で閉館することになった千葉県佐倉市のDIC川村記念美術館。
昨年10月に訪れたばかりですが、その後、知人から招待状をいただき、先日もう一度行ってきました。
【過去記事】
DIC川村記念美術館(2024-10-26)
お茶席 @DIC川村記念美術館(2024-10-31)
エントランスを抜け、森の中の道を進むと、視界が開けて噴水池と芝生の広がる風景が見えてきます。冬枯れの芝生もまた趣があり、美しい光景です。
湖の向こうには、DIC株式会社の研究所の煙突が見えます。
私が「ムーミンの家」と呼んでいる、美術館の建物。
こちらは美術館と同じく、海老原一郎氏が設計したギャラリーとレストランの建物。統一感があり、とても素晴らしいデザインです。
この日の目的は、前回予約できなかった「レストラン ベルヴェデーレ」でのランチ。
閉館を前に予約が増えているため、80分制限のカジュアルコースとなりましたが、「ベルヴェデーレ(美しい眺め)」という名前にふさわしく、燦々と降り注ぐ冬の日差しの中、心に残るランチタイムを過ごしました。
カジュアルコースの内容は、メインをパスタまたは肉・魚料理から一品選び、前菜・デザート・食後の飲み物がセットになっています。
前菜の盛り合わせは、鴨の燻製、ハム、ザワークラウト、貝のマリネ、ポテトと桜海老のジェノベーゼソース和え、ガーデンサラダ。千葉の食材をふんだんに使った料理は、どれも瑞々しく、とてもおいしかったです。
千葉県産「恋する豚」ロースのロースト グリーンペッパーソース
私が選んだメインディッシュです。岩塩でいただく豚肉のローストは、炭火を使っているのでしょうか。シンプルながらも香ばしく、とてもおいしかったです。
八千代黒牛ランプのグリル 赤ワインソース
夫のメインディッシュです。こちらも炭火のような香ばしさがあり、赤ワインのソースが絶妙にマッチしていました。
デザートは、チョコレートのテリーヌ、コーヒーのマカロン、ピスタチオのアイスクリームでしょうか。(すみません、うろ覚えです。)
コーヒーと一緒に、おいしくいただきました。
食後は、美術館最後の企画展を鑑賞しました。庭園と館内すべての展示室を使い、約180点のコレクション作品が展示されています。
10月に訪れたばかりですが、私はマーク・ロスコの作品ばかりを集めた展示室や、ルノワールの「水浴する女」が特にお気に入りです。また、フランク・ステラは、この美術館で初めて出会った印象深いアーティストです。
冬の庭園には花こそ咲いていませんでしたが、裸木の枝先には冬芽がほんのり膨らみ、春の訪れを予感させます。
美術館は閉館してしまいますが、この庭園には、ぜひ花の季節にまた訪れたい。そして、いつか東京へ移転する美術館にも足を運んでみたいと思います。
偶然にもこの美術館の招待券をいただいて
もう一度訪れるチャンスがあってよかったです。
レストランの方はこのまま残る?みたいですが、
念願のランチをいただくことができてうれしかったです。
「恋する豚」って千葉のブランド豚のようですね。
豚が恋をすると、お肉もおいしく育つようです??
岩塩のおいしさでシンプルにいただけました。
敷地は誰もが入れるようになっているので、公園として残るのではないかな~?と想像しています。
建物はどうなるのか...気になるところです。
美術館は、交通の便のいい都内に移るようです。
そして前の記事も覚えてくださっていてうれしいです。
結構先まで予約が埋まっていたのですが、この日は偶然キャンセルが出たタイミングだったようで
ラッキーにも予約することができました。
お店の名前は、映画の「眺めのいい部屋」を思い出しました。
岩塩でシンプルにいただくお肉がとってもおいしかったです。
デザートも、どれも好きなものでうれしく、おいしくいただきました。
ちょっと遠いのですが、また機会があったら訪れたいなーと思います。
閉館の前に念願のランチがいただけて良かったですね~
「恋する豚」ってネーミングが最高!そのグリーンペッパーソースのお味が気になります。
こんがり炭火の香りがしてきそうでお腹がぐーってなっちゃったわ☆
ムーミンの家もかわいい🎵 閉館になっちゃうの勿体ないですね。その後に何になるのかな?
以前の記事でレストランは3時間待ち・・・と書いていらっしゃいましたよね~。
予約できて良かったですね。「ベルヴェデーレ(美しい眺め)」なんて!名前からして素敵なランチ~!!
炭火で焼いたお肉、シンプルにお塩でいただいたら、よりお肉のおいしさが感じられますね。
デザートもチョコレートにピスタチオのグリーンが可愛い♡
閉館はとても残念ですが、ぜひまたお庭を訪れてお花の様子を教えてくださいね。楽しみにしています。