2013年に起こったボストンマラソン爆弾テロ事件の犯人逮捕劇を、マーク・ウォールバーグ主演、ピーター・バーグ監督のタッグで映画化。事件当日の朝から、事件後わずか102時間で犯人を逮捕するまでを、捜査官、被害者、関わった様々な人たちの目を通して描きます。
2013年4月に起こったボストンマラソン爆弾テロ事件は、私にとっても記憶に残る事件でした。というのも、当時はTwitterをはじめてまだ間もない頃で、犯人の捕物劇が現地から分刻みでツイートされてくるのを、興奮しながら見守っていたからです。
続々と届く短いテキストだけでもその緊迫感に手に汗握りましたが、今回、映像を通して、当時現場ではどういうことが起こっていたのか、具体的に知ることができて感慨深かったです。市民を巻き込む爆弾テロも衝撃的でしたが、静かな住宅街であんなに激しい銃撃戦が起こったら、地域住民たちはとても生きた心地がしなかっただろうと想像しました。
犯人がボストン郊外で目撃されてからは、住民からも情報が次々と寄せられたと記憶していますが、本作を見て、FBIとボストン警察、そして地元警察と市民たちが心をひとつに連携したからこそ、短時間で犯人を逮捕できたのだなーと改めて実感しました。
爆破現場の衝撃的な光景、その後まもなく捜査本部ができて、防犯カメラや被害者・目撃者たちの証言をもとに映像を分析して2人の容疑者を特定したこと、犯人たちから車ごと拉致された中国人留学生の勇気ある逃亡と通報など、まるで映画のような展開に圧倒されました。
”愛は悪に勝つ”というメッセージは一見ありきたりですが、難局を乗り越えた被害者のことばだからこそ、万感の思いとして心に響くものがありました。ボストニアンのマーク・ウォールバーグをはじめ、レッドソックス、ボストンなまり、ダンキンドーナツなど、随所にあふれるボストン愛の描写にもほっこり。
パトリオット・デ―は、マサチューセッツ州、メイン州、ウィスコンシン州の3州で、アメリカ独立戦争開戦を記念して制定されている祝日で、この日は毎年ボストンマラソンが開催されます。パトリオットとは独立戦争当時のアメリカ軍の愛称ですが、本作のタイトルは、テロに対して屈しない、アメリカの愛国者精神も表しているように感じました。
以前もビックリしたのですが、セレンさんツイッターなさっていたのですね~
そしてアメリカの情報もタイムリーにゲットできるところがさすが!って思っちゃいました。
パトリオットデイってそういう事だったのですね~
愛国心、ボストン愛、そういったものがいい形で団結することに結びついて、本当に良かったデス♪
Twitterはほとんどつぶやいていないのですが^^;
主に情報収集用に使っています。
この時はまさにTwitterの本領発揮のできごとだったので
特に記憶に残っているんです。
不幸な事件でしたが、愛国心とボストン愛がひとつになってスピーディな犯人逮捕につながり
パトリオット魂を実感しました。
そうそう、そういえばマーク・ウォルバーグはボストン出身でしたね。ボストンの警察官が板についていたのはそのせいでもありますよね。
観ている時はそんなこともすっかり忘れるくらい集中していました。そして彼が主役、というよりも、ボストン市民が主役の作品でした!
マーク・ウォールバーグ主演のくまのテッドもボストンが舞台でしたが
本作でも警官役がしっくりきていましたね。
架空の人物のようですが、映画のナビゲート役?を
しっかり務めていました。
でもなんといっても、主役はボストン市民ですね。
FBIに警察、市民と一丸となってテロに立ち向かう姿に心を打たれました。
拙ブログにコメントとTB有難うございます。
そーか、この事件の時にtwitterでは刻々と状況のニュースがアップされてたんですね。
やっぱり、犯人の写真公開の決断後に、情報がかなり解禁になったのでしょうね。
ホントに映画の様な展開に、手に汗にぎらされましたが、ボストン愛がらみのあれこれも見てて面白かったですね。
ちょうどTwitterをはじめたばかりの頃だったので強く記憶に残っています。
住宅街に逃げ込んでからは、分刻みで短いテキストがツイートされてたので...
事件に関わった市民たちの姿もていねにに描かれていて
ドキュメンタリータッチですが温かみの感じられる作品でした。