予算委員会初日「総括質疑」、監査報告書は“犯罪寸前白書”か？

今日から「予算特別委員会」が始まりました。

初日の今日は「総括質疑」。
区長が出席して、各所管の部長が答弁席に参列しています。

どの領域の質問をしてもいいのですが、細かいことではなく、
領域を超えての区の課題や方向性等を問うのがふさわしい日、
であります。

上に載せた表は、今日「せたがや政策会議」のおおば正明議員
が質問に使ったパネル、『定期監査報告書』で問題とされていた
項目をわかりやすく一覧表にまとめたもの。

「こんなごく基本的な仕事もできていないとは！しかも、こんなに
たくさんの領域に渡って！いい加減過ぎる！こんなことを放置して
おいたらいつかとんでもない事件が起こる。議会として看過できない
問題。このままでは予算に賛成などできない！それなりのけじめを
つけてもらわなければ！」と、会派としての意見を述べました。

一つひとつを挙げれば、それなりの言い訳、弁明があるのかもしれ
ません。

でも、許されることではないでしょう。

こういうことを見逃していたら、議会としての役割も果たせないこと
になります。さすが、ベテランおおば議員です。

「建物の耐震補強もさることながら、職員の人的耐震補強をしな
ければ、このままでは内側から崩れていきますよ！」と厳しく指摘。

委員会終了後には、他会派の議員、あちこちから「さすがだねー」
「いや、おもしろい質問だった」「よく調べていてすごい！」等々、
私にも声がかかりました。

ホント、誰もが認めるピカイチの質疑だったと思います。

さて、区としてはどのようなけじめをつけることでしょうか。