予算委員会「企画総務」、管理引継ぎ文書って？

（写真：井の頭線東松原駅商店街にある「京あづま」のかりんとう。
平べったくて見た目はイマイチですが、とってもおいしいんですよ！
03-3328-2801　“梅大福” も有名です）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

予算委員会二日目、本日は「企画総務領域」の質疑の日でした。

ウチの会派「せたがや政策会議」は、昨日に続きおおば正明議員
が質疑を担当しました。

内容は、役所の管理職の業務の引継ぎについて。

管理職は2～3年で異動してしまうので、「管理引継ぎ文書」という
ものがあるそうです。

おおば議員は、それを情報公開請求して入手し、くまなくチェック
した結果、ほとんどきちんと書かれていない、ということが判明した
というのです。

こんなことではいくらでも仕事がいい加減になってしまったり、議会
で何年も前に言われていることなのに認識できていなかったり、と、
非常に効率が悪く、無責任になってしまう！という指摘。

世田谷区は「名ばかり管理職」ではないはず！！と。
（マクドナルドじゃあるまいし？）

ここにきて、色々なことが緩んで来ている、というのは、昨日の
おおば議員の質問でも明らかです。全体的に引き締めないと！
というのが、ウチの会派で話し合った結果です。

予算委員会の録画中継・速報版が、区議会ホームページで見る
ことができます。ぜひ、おおば議員の質問、ご覧になってください。
（こちらをクリック）

ところで、昨日の報告で、
「こういうことを見逃していたら、議会としての役割も果たせない
ことになります。さすが、ベテランおおば議員です。」

と書きましたが、

おおば議員いわく「ベテランだからじゃないですよ。1期生の時から
同じようにやっていました！」とのこと。

確かにそうです。「世田谷区役所の職員は質が高い」と、あちこち
で言われますが、それは、おおば議員が議会で不正を厳しく追及
して来たから、ということ無関係ではないと思います。

だから、ゆるみやたるみを感じる今、不正や事件が起こらない内に
しっかりやってもらわないと！と、指摘しているのです。

「世田谷区の職員は質が高いですね」と他から褒められることは、
私たち議会としても誇りです。それが続くように、と思います。