女性のための政治スクール

（昨日の予算委員会。予算委員会は議場ではなく大会議室
で行なわれています。写真は休憩時間に撮ったもの。議会
中継速報版をぜひご覧下さい。区議会HP速報版の、第四日
14日・金の〔１〕をクリック、最初から1時間12分のところが私
の質疑のスタートです）


今日は「女性のための政治スクール」でした。

第1部「民意を政治に反映させるには」
　　　講師：星浩さん（朝日新聞編集委員）

第2部「社会保障財政の危機」
　　　講師：迫田英典さん（財務省主計官）

星さんの話は、1993年～現在に至る日本の政治状況（流れ）を
復習することができてよかったです。が、政治課題はわかった
ものの、それをどうやって解決したらよいのか？となると、難しい
問題です。

新聞より、テレビの（意図的におもしろおかしく作られた番組）の
方が人気があり、それにつられてしまう民度（民意）の日本…。
メディアも大衆迎合してばかり。

ああ、これでは本当にいい政治とはならないなぁ…、とつくづく
感じました。

財政の話もとてもよかったです。わかりやすい資料で説明して
いただき、いい復習になりました。

「いいとこどりなんて有り得ない。負担なくしてサービスなし」
ということが講師の迫田さんが一番言いたかったこと、だと思い
ます。

同感。

でも、選挙を抱えている政治家たちは、「さらなる負担」なんて
絶対に言いたくない（言えない）わけで…。

選ぶ方も「いいことばっかり言っている政治家なんか信用でき
ない」という目を持った方がいいと思う。

今日の話を聞いて、「今後の国家財政を支えるためにはこれだけ
の負担が必要。それでこれだけの保障とサービスを確立させます」
ときちんと言える候補者の方が信用できるのではないか。と思い
ました。

民主党の子育て支援手当て（毎月2万6000円）の案について、
私はそういう現金給付を所得制限なしでやるなんておかしい！
何の効果があるというのだろう？（経済的に苦しい子育て家庭
を支援する、という目的だったら所得制限をつけるべきだし、
少子化対策だとしたら、その程度の現金給付でもう一人産もう！
とはならない）絶対反対！と思っていたのですが、講師の迫田
さんも同じことをおっしゃっていました。

政治スクールの校長である円より子参議院議員は、「私は
あの案に反対だったのよ！」とおっしゃっていたので、ちょっと
ホッとしました。


メールはまだ復活していません。
プロバイダのHPから、受信メールを読むことはできるように
なりましたが、返信できません。

カスタマーセンターの電話は混んでいてつながらないし…。
明日はつながるといいんだけど…。