世田谷区議会議員・田中優子の活動日誌

「区議会議員って何をしているの?」がわかるブログです。議会報告、議員活動、趣味・日常・プライベートもアップ!

前代未聞!可否同数、議長採決!給食費決算認定がひっくり返る!

2009年10月20日 | 議会報告
    
(写真:今日の控室からの夕焼け)

9月15日にスタートした区議会第3回定例会が終了しました。

最終日の今日は、決算特別委員会で審査された「平成20年度決算」
認定について、(決算委員会に出ていなかった監査委員4名を含む)
全議員で表決が行なわれました。

「決算委員会」で、唯一、認定されなかった「中学校給食費特別会計」
が、今日、賛成25、反対25の「可否同数」となり、地方自治法代116条
の規定により議長採決となりました。

川上和彦議長「認定を決します」

というわけで、「決算委員会」での採決(認定されず)がひっくり返る
結果となりました。

うちの会派「せたがや政策会議」の3票が一致していれば、委員会と
同じ結果(反対)となったので、私としてはとても残念に思います。

なんとか会派として一致できないか、最低限、決算委員会と同じよう
に「退席」してもらえないか、と話し合いをしましたが、小泉たま子議員
の賛成の意思は固く、動かしようがありませんでした。

議員一人ひとりが、それぞれ区民の信託を得て当選しているのですから、
議員個人の意思、意見は最大限重視しなければならない、と思います。

とはいえ、会派を組んでいる以上、できるだけ議論を重ね一致点を見
出す努力が必要ですし、どうしても一致できないのであれば、やはり
「退席」なのかな…と。

今回、賛否が分かれたこと、しかもそれにより、全体の議決が変わって
しまったことは、会派としての責任は重い、と考え、まとめきれなかった
責任をとり、おおば正明幹事長は幹事長職を降りることとなりました。

それにより「せたがや政策会議」は、本日、議会終了後から小泉たま子
議員が新幹事長となりました。

あまり後味の良い議会とならなかったことが残念ですが、議会は生き物
ですから、いろいろなことが起こって当然。だからこそ、その時々の判断
力が問われるのだと思います。

「せたがや政策会議」の決算認定に対する意見をブログ別枠に載せま
したので、ぜひお目通しください。

多分、「区民の感覚」「区民目線」とは、こういうことだろうと、皆様にも
共感していただけるものと思います。

これからも、区民の皆さまの信託に応えられるよう、頑張らなくては!と
気持ちを新たにしております。


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給食費会計の決算認定に反対!「せたがや政策会議」の意見

2009年10月20日 | 議会報告
認定第1号、平成20年度世田谷区一般会計歳入歳出決算から認定
第5号まで賛成、認定第6号、平成20年度世田谷区中学校給食費
会計歳入歳出決算には反対の立場から意見を述べます。

実は、昨年の決算意見で述べた一説を、一言一句変えずにここで
繰り返そうと思います。なぜなら、まさに、今回言おうとしていたことと
全く変わらないからであります。昨年10月17日、本会議場で私が述
べた決算意見の一説は以下の通りです。

不測の事態ということは、どれほど有能な人間集団であっても起こり
得るのかもしれません。しかしながら、今回、起きてしまったことに
関して、行政側はできる限りの情報提供を議会側にしたでしょうか。

少し語気を強めて言えば、行政側は定例会という一番区民に開かれ
た議会というものを軽んじているのではないかと申し上げたいのです。

行政の事件、事故というものは、本来はあってはならないものですが、
万が一、今回の場合はその万が一に相当するのかはわかりませんが、
その場合、行政は全力を上げて、区民の代表である議員が全員集う
定例会においてこそ情報を開示し、可能な限りの説明責任を果たす
べきであります。

いかがでしょうか。

具体的事例が異なるとは言え、今回の中学校給食費の事件事故及び
その後の対応には、昨年の決算意見が全く活かされていない。
それどころか無視されたのではないかとさえ感じられます。

議会への迅速かつ誠実な報告は、区民に対する情報公開の原点とも
言うべきものであります。良いことも、そして悪いことも議会に対し
て明らかにしていく、この姿勢こそが区政を健全な状態に保つ第一歩
であります。

破綻した夕張市は、正確な状況把握の遅れが、隠れ借金によって辻褄
を合わせるという、異常事態を招いたのであります。

翻って、世田谷区の場合、予算上の措置は、流用という手段も含めて
違法性はない、ということであります。確かにそうなのかも知れません。

しかし、それは世田谷区の財政規模が大きく1600万円もの財源がよそ
にあったから、いかにも何事もなかったように役所は振る舞えるのでは
ないでしょうか。

予算上の措置に違法性がないから、決算においても何の問題もない、
それが今回の決算における区側の姿勢であります。つまり決算上どこ
にも、今回の1600万円もの大金が区側の責任による事件事故である
ことは載せられておりません。

それについて議会が何も言わないのはおかしいし、少なくとも議会と
して、おかしいという意思表示をしなければ議会としての役割を果たし
ていないと考えます。

今回の事件事故が、たまたまヨソから流用できる税金がそこにあった
から、ということで取り立てて問題にしないというのであれば、それは
見当違いも甚だしいと言わざるを得ません。全国の自治体の状況を
見れば、例え百万円であっても、50万円であっても流用できない自治
体は多いのであります。

世田谷区にあっても今後の財政が予断を許さない状況にあることは
明白であります。現に来年度は70億円もの歳入減が表明されており
ます。

税金は歳入に入ったからと言って、役所の自由になるお金では、決して
ありません。区民の皆様からお預かりしている大切なお金であります。

その認識に立てば、今回の対応は、区民の皆さんからお預かりしている
大切なお金が勝手に引き出され、役所のミスのツケに使われてしまった、
という感じであります。区民の代表である議会はこのことを正式な手続き
で認めてはいないのであります。

民主主義の手続きをオロソカにして、違法性の可否だけで行政が行動
することは非常に危険な兆候であります。

少なくとも、今回の決算において、ホカのことに使える1600万円もの
税金が消えてしまったことだけは事実であります。

このことにこだわる、もう一つの理由は、今後の予算執行の問題にも
つながるからであります。

ご案内のように、国レベルでの政権交代の虚実取り混ぜての勢いという
のは、凄まじいものがあります。正直申し上げて、国の動向は今のところ
右往左往という感じで、今ひとつ腰が定まりません。恐らく政権交代という
のはこういうことなのでしょう。

そのことからすれば、今後、国の予算編成終了までが一つのヤマとなる
のでしょうが、委員会でも申し上げた通り、これまでの国や都との、暗黙
の事前準備や解決手法というものが使えなくなるだろうと考えます。

国と違って、直接、毎日の区民生活につながる地方自治体にあっては、
国が右往左往しているから、地方自治も右往左往ということは許され
ないことだろうと思います。出来ること、出来ないことを峻別して粛々
と事業を進めていかなければなりません。

そのことからも議決機関としての議会との緊密な情報共有こそが重要と
なります。正確な手続きによる予算執行でなければ、流用のような便法
では乗り切れないと考えます。このことを区長以下、執行機関の皆様
には今一度認識をしていただきたいと思います。

さて、最後に議会の皆様に会派運営につきまして、お詫びを申し上げま
す。認定第6号平成20年度世田谷区中学校給食費会計歳入歳出決算
認定におきまして会派としては反対ではありますが、全員一致には至り
ませんでした。一重に会派のとりまとめ役としての私の力不足ということ
であります。

以上でせたがや政策会議の意見を終わります。

(意見開陳=おおば正明議員)


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