(写真:渋谷セルリアンタワーホテル東急1階カフェ「かるめら」の木苺のタルト)
「予算特別委員会」二日目。
「企画総務領域」の質疑が行なわれました。
「厳しい財政状況」と、どの会派も言葉では言うけれど、おそらく実感はないのでは?
という気がします。
「そんなこと言ってるけど、世田谷は裕福なんじゃないの?」
「世田谷はなんだかんだ言っても健全財政でしょ」
と、ほとんどの人がそう思っているのではないだろうか、そんな気がします。
なぜなら、「3年後に基金(貯金)が底を突いて、なくなるどころかマイナス55億円
となってしまう!」と聞いても、ほとんどすべてのサービスが従来通り行なわれる、
という予算案だから。
税収が大幅に減ることが予想される中、公共事業の先送り、とか、外郭団体への
助成金削減、とかやっていますが、やはり、平成22年度予算を支えているのは
「基金(貯金)の取り崩し」…。
バナー広告や自動販売機を置くスペースの賃貸料等々で、税収をふやせ!という
提案、今日の予算委員会でいくつかありましたが…、ないよりマシかもしれません
が、微々たるものだろうなぁ…。
世田谷区の一般会計予算は2490億円。
そのうち「人件費」は544億円。(全体の約22%が人件費)
「生活保護費」は167億円、「子ども手当て」は122億円。
この2つに「人件費」を加えると合計833億円。この3つだけで約33%を占めて
いるのです。
財政を立て直すにはどうしたらよいか?! ここにヒントがありそうですよね。
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