世田谷区議会議員・田中優子の活動日誌

「区議会議員って何をしているの?」がわかるブログです。議会報告、議員活動、趣味・日常・プライベートもアップ!

財政危機の目黒区、議会が区長を追及!でも、それって…

2011年06月22日 | 議員活動
6月21日朝日新聞

   

              

先週、会派代表質問で、「目黒区の例」を取り上げ、目黒区のよう
になる前に、世田谷区では、今から「何を削るのか?」を区民の
皆さんに提示して、理解を求めるのが区長の責任である!と、保坂
区長に迫ったばかり。

だって、「保坂区長と語る車座集会」はいいけれど、広く区民の皆様
のご意見ご要望を伺って、などと言っている場合ではないと思うから。

どう考えても、基金(貯金)を取り崩して、これまでと同じ行政サービス
を続けようというのは無理!

そんなことをしていたら、基金(貯金)はあと2、3年で底をついてしまうし、
それこそ、目黒区のように、突然、ものすごい金額の予算(サービス)を
削って、区民負担を強いる、ということになってしまうでしょう。

そうなる前に、今やるべきことは「世田谷区の財政状況をお知らせし、
何らかの我慢をしていただくことに理解を求めなければ、健全財政は
維持できない」と、具体的に「何を削るのか」明らかにして、そのうえ
で区民と話すべきでは?と、代表質問で主張しました。


それはそうと、この記事を読んで、私はすごい違和感を覚えました。

だって、「目黒区議会は何をしていたの?」と思いませんか?

区長に対して「財政危機を招かないように取り組んできたのか?」
「危機管理が不十分だった」と言う言葉、そっくりそのまま議会にも
言いたい!と、区民は思うのでは?

それをチェックするのが議会の役割ではないですか?

だから、うちの会派では(区民の方々には、あれもやれこれもやれと
言わない~言ってくれない~会派として、あまり人気がないかもしれ
ませんが…)、財政問題について、いつも厳しく追及しているのです。

いよいよ危機を迎えてからでは遅いから。

まあ、先週の代表質問であれだけはっきり言ったので、世田谷区の
財政状況と、災害対策のおそまつさについては、保坂区長にも、よく
伝わったことと思いますが…。

ほんと、そういう意味では、「テーマを決めず、広く区民の声をきく」と
いう車座集会の方向性を、前述したように早くシフトしてほしい!と
願わずにはいられません!


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