世田谷区議会議員・田中優子の活動日誌

「区議会議員って何をしているの?」がわかるブログです。議会報告、議員活動、趣味・日常・プライベートもアップ!

六本木ヒルズの自家発電装置と災害対策を視察

2011年06月28日 | 視察&勉強会
昨日は、六本木ヒルズの自家発電装置と災害対策を視察させて
いただきました。



「みんなの党」東京プロジェクト(地方議員)が、この視察に
集まったのですが、40人近くの参加者。

「みんなの党」の議員たちの熱心さが伝わって来ます。

六本木ヒルズでは、独自のエネルギープラント(特定電気事業施設)
により、域内の電力供給を行っています。

このプラントは、都市ガスを燃料とするため、電気による電力制限
の影響を受けることなく、極めて安定的な電力供給が可能なのです。


電気をほとんど使わないで冷房出来る“冷水供給システム”。

その電源も発電機で賄っている。



震災直後、どこもかしこも節電で暗い中、六本木ヒルズだけ煌々と
輝いていて、いったいどういうつもり?と思った人もいたことと思い
ますが、

実は、六本木ヒルズは自家発電システムを備えていたので、東電
の電源とは関係なかったんですね。


(写真:私の隣は、柿沢未途衆議院議員)

発電量は、3800キロワット(1万世帯分の発電)。

非常用発電の燃料は4万リットル。
緊急時に停電しても3日間もつだけの燃料がある、ということ。

ちなみに世田谷区は、先日私が質問したように、第1庁舎に備え
ている燃料は950ℓしかありません…!!

バックアップのための砧総合支所には、建て替える際に燃料を
増やし1万リットルありますが、それはあくまでもバックアップ
です。

何と言っても、「災害対策本部」を立ち上げる第一庁舎が十分な
機能を備えていない、これは大問題です。

第一庁舎の建て替えが無理なら、他に「災害対策センター」だけ
でも設置するべき、と、先日の代表質問で、再度訴えたところです。



現場の視察を終えた後、移動して柿沢未途衆議院議員を講師と
して、「みんなの党」のアジェンダ(脱原発政策)についての
勉強会を行なったのですが、お借りしたのがこの部屋。

ニューヨーク、上海、東京のミニチュア模型がズラ~っと広がって
います。

かなり正確にできたミニチュア都市で、特に男性陣が大喜び?!


六本木ヒルズの自家発電装置は、総事業費100億円(そのうち、
国からの補助が25億円)。

やはりかなりの予算と敷地面積が必要です。

ヒルズに入っている外資系企業の中には、極端に言うと1秒で億
単位のお金を損するというところもあるので、セキュリティと危機
管理にはお金をかけてでもしっかりしているところを選ぶ、という
ことでした。

本当に勉強になった視察&勉強会でした。

すでに、今月だけで29組の視察があったとか。
説明して下さる側も忙しくて大変だったことと思います。

お世話になりありがとうございました!


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