世田谷区議会議員・田中優子の活動日誌

「区議会議員って何をしているの?」がわかるブログです。議会報告、議員活動、趣味・日常・プライベートもアップ!

「世田谷ナンバー」アンケート調査のおかしさ、真実はこれ?!

2013年10月06日 | 世田谷ナンバー反対!

「世田谷ナンバーを考える会」のHP、ぜひご覧ください


10月2日と4日の決算委員会の報告(の続き)です。

やはり、「世田谷ナンバー」のアンケート調査は“無作為”では

なく、“作為的”なものでした!!という疑いが濃厚です。

 

以下の表をご覧ください。

「世田谷ナンバーアンケート」と「区民意識調査」(右の茶色の文字)

の回答者の年齢と居住年数を比較したものです。

統計学的に信憑性があると言われている「区民意識調査」と、あまり

にも回答者の属性がかけ離れています。


 

これは、確実に、配布先に偏りがあるから、にほかなりません。

でも、一体どうしてだろう?!

と、我々の会派では、思いつくありとあらゆる情報開示請求を行ない、

調査してきました。


そこで、たどり着いたのが、以下の仮説です。

     ↓       ↓      ↓

「20歳がほとんど回答者にいない」ということは、

「抽出データに30年以上在住」という条件を入れたのではないか?!

(30年以上在住、だったら、20代の人は生まれていませんから)


その仮説で住民基本台帳から無作為抽出すると以下の結果に!!

     ↓       ↓      ↓    

 

これは、「居住35年以上」という条件で無作為抽出を行なった場合の

世田谷区民の割合です。

「世田谷ナンバーアンケート」の回答者の割合と、驚くほど重なって

いるではありませんか!!

 

もし、この仮説が当たっているとしたら、

「無作為抽出で行なった」というのは嘘になります。

「居住35年以上、という条件をつけた上で、無作為抽出を行なった」

つまり、「作為的」に行なわれた、ということです。

それが、「恣意的」だったのか「ミス」だったのかはわかりませんが。

 

私たち議員は、警察ではないので、これ以上調べることはできません

が、状況証拠から、何らかの「作為があった」ことは明らかでしょう。

 

そして、これほどまでに偏った結果に何の疑問も持たず、疑問を持た

ないどころか、むしろ、大喜びで胸を張って、「区民の8割が賛成した」

などとマスコミに発表した保坂区長って、どういう神経なのでしょうか?

 

「気軽に会ってくれる」と、保坂区長のファンの方もたくさんいることと

思いますが、私は、これほどずさんなことをしているなんてトップとして

許されないと思います。

 

もちろん、「世田谷ナンバー」のことだけで判断しているわけではあり

ません。これまでの、公約破りやごまかし、やったフリ、数を挙げれば

いくらでも…!もっと初期の段階から、おかしなことを指摘してきました

し、おかしなことを改善・改革するのが保坂区長だと信じていたので、

私たちも会派をあげて期待していました。

 

それがことごとく裏切られ、がっかりさせられ、その挙句の果てが、

「世田谷ナンバー問題」です。

自動車のナンバー問題など大したことがないようですが、保坂区長

の本質をあらわしている象徴的な事例だと思います。

「区民置き去り」「選挙目当て」「ごまかす」「やったフリ」「情報隠し」…

 

私は、いち区民としても、区民の代表としても、こういうことは絶対に

許してはならないと思います。

 

それにしても、この仮説を考えついた大庭正明議員(会派幹事長)って、

本当にすごいなー!!!!!

 

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