【世田谷区議会・決算特別委員会】
10月12日は「都市整備領域」でしたが、
①小さなこどもが水遊びできる場所について
②みどり33(みどり政策)について、質疑
しました。
今回は、②みどり33(みどり政策)の報告
をいたします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/b6/efde2b64d98ebb4cd817b2349302841a.jpg)
「みどり率」という言葉をご存知ですか?
以前は「緑被率」が使われていましたが、
今は「みどり率」が使われています。
緑被率: 平面的に草木などの緑が、建物
の敷地を覆う割合
みどり率:「緑被率」+「河川等の水面が
占める割合」+「公園内で樹木等の緑で覆
われていない面積(通路、構造物等)」
というわけで、「緑比率」に比べると、
「みどり率」というのは、本当の緑以外の
ものも含まれるため、かなりゆるいです。
世田谷区では、2008年に、
区政100周年となる2032年にみどり率を
33%とする長期目標「みどり33」を策定
しています。
「世田谷みどり33」について
それに基づき、5年に一度「みどりの資源
調査」を行なっており、直近の2021年の
状況は、
緑被率:22.56パーセント(前回調査から1.00ポイント減)
みどり率:24.38パーセント(前回調査から0.80ポイント減)
という結果でした。
つまり、増やすどころか、維持すらできて
いない、、、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/72/54d37b75ec9cab70cd3aade268a95308.jpg)
以下のグラフを見ていただけると一目瞭然
ですが、目標値から大きく外れており、
もはや目標がむなしく掲げられていますが、
誰も達成できると信じる人はいない状況で
す。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/bc/c90f8d23b0ab82c769b7515986a40a40.jpg)
でも、この目標は掲げ続けられます。
だったら、それなりに、緑を増やすための
予算をもっとつけるとか、今ある助成制度
をしっかり区民に伝え、使ってもらえるよ
うにするとか、真剣に取り組むべきである
ことを、質疑で取り上げました。
残念ながら、答弁は、目標達成できるよう
な希望が持てるものではありませんでした
が、、、
緑が多い街づくりは、自治体ブランドとし
ても必要だと思います。
何もしないでいると、どんどん緑が減少し
てしまうのが実情ですから、そうならない
ように、今後もみどり率が少しでも上がる
よう、見ていきたいと思います。
議会中継
http://www.setagaya-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=7376
⬇️
最初〜2:50 = 小さな子どもが水遊びできる場所について
2:50〜17:15 = みどり33(みどり政策)について
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