「子離れできぬ親に重税を 自立促進が少子化対策に」
今年の7月26日の日経新聞「領空侵犯」のインタビュー記事です。
◆18歳になった子どもは家から出すべき。
◆英国では、18歳前後になれば、大学に進学してもしなくても実家を出るのが当たり前。
◆実家を出てルームシェアをすれば、他人との共同生活を通じて人間関係を構築する
訓練にもなり、一石二鳥。
◆異性とのルームシェアが恋愛関係に発展する場合もあり、こうした経験を積んでおけば
わざわざ婚活などしなくても結婚相手を見つけやすくなり、少子化の一因である未婚率や
晩婚化に歯止めがかかり、出生率の改善につながるかもしれない。
◆18歳以上の子どもが家にいる世帯の親の所得税率を高くすべき。
その増収分を少子化対策にあてればよい。
極論に聴こえるかもしれませんが、私、この意見、賛成です!!
私は、以前、デンマークに視察に行った際に、「18歳になったら親元から離れます」と聞き、
ほんと、そうするべきだよなーと思い、自分の子どもにそれを言い続けてきました。
「18歳になったら、親と一緒に住むのはおかしい。家を出るのよ」と。
可能かどうかは別として、とにかく、言い続けていました。
そして、彼(息子)は、18歳で家を出て寮生活を始め、2年半が過ぎました。
18歳から自立した生活を送り、社会人として税金を納め、今年、無事、成人式を迎え、
これで、一応、親の役割を終えることができた、とホッとしています。
少子化対策にまでつながるかどうかはわかりませんが…。(笑)