@「学ぶ」と言う事の大切さは、年齢に関わらずその人の人生にとって有益である。それには「考える力」を養い、それを「形にする」(書く・プレゼンする・教える・伝える)事で自分の知識として蓄積されて行く。 何事も「好奇心」と「なぜ」がその初歩的アプローチになるのだ。
『考える、書く、伝える』仲野徹
ー「学問」とは
学問=研究+教育(知識を身につけることへの重要性が低下してきた)
勉強=自分の頭で考え+自分の意見を表明できるようになる(オックスフォード大教育)
ーこれからの教育
正しいデーターやファクトを得て、ロジカルにそしてクリティカルに考える
科学的な思考ルール:観察・実験+仮説~検証(検証の繰り返し)
「教科書を疑え」(本庄佑)
ー論文
論文=意見を述べて事理を説明する文(レポート=報告・報道・報告書)
論理+面白さ+親切心
他人が呼んでもわかりやすく興味が湧く論理を立て、面白く展開させる
論文の構成=題名+要約+序論+結果+考察+材料と方法
題名:目を引くことが肝心+簡潔+正確+魅力的
要約:簡潔かつ面白く
序論:予備知識を与える(バックグランド)
結果:正しいデータとファクト
考察:説得力のあるシンプルなロジック
(論文は:「だ」(です、ます、ではない)・「私」を使わない
「なぜ」を3回繰り返す=結論
「音読」をすることでリズム、流れを整えられる
「伝わり方」:主観的印象発信「~と考えた」「~と言える」
ー教育の展開
1、自己紹介+テーマの選択(10個ほど)
2、概要プレゼンテーション(パワーポイント10分)
3、ディスカッション (グループ別30分)
4、プレゼンのコメント (1万字程度の論文)
ー文章を書くということ
様々な角度から自分の考えをじっくりまとめる能力が必須
情報を考察し効果的に提示・提案できる能力を養う
答えのない議論でも他人の意見を聞き考える力を養う