@物語の場所は今の北朝鮮と中国の境にある村が舞台で、民族同士の争いに役人の私欲が絡み合った残酷な戦いである。同じ種族が私欲から仲間を裏切り殺戮、無惨な絞殺は正に悲劇を復讐へと執念に燃えさせる。貧しいが故に悲劇が起こった。現代でも「金欲しさに、ついやってしまった」と言う供述があるが、そこに少しでも人の道徳心があったなら、と思う。歴史的背景で特に戦いが続いた地方は恨み、屈辱が現代でも続くのは悲しい。
『キングダム:アシンの物語』
悲劇、裏切り、執念から来る復讐。大切な家族と仲間の命を奪われた娘は、自らの手で復讐を果たすことを誓う映画だ。山に住む狂犬病とかした虎が人々を襲った。だが片や人間が襲ったと言う証拠も見つかり探ると役人の中で私欲を貪る輩がその家族、村を襲ったことを知る。それが復讐へと変貌していく。そのやり方は狂病を人間に遷し互いを攻撃することで蹴りをつけることだった。