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貪欲さが裏目にでる『居眠り磐音 陽炎の辻』

2024-07-17 12:48:35 | 歴史から学ぶ
@武士から浪人・町人へ変身、日雇い仕事を受けることになる元一刀流剣術士の新たな人生。どの時代でもそうだが、貪欲な悪人が必ず蔓延る。特に幕府幕閣につながる大物が絡むとその解決には犠牲と組織的な仕組みが必要となるが、話は田沼意次が絡む貨幣変革時代だ。崩壊は貪欲さが裏目に出て追い込まれることになる。現代、「裏金」の罪の意識が全くない政治家らを一掃するにはやはり更なる貪欲な政治家が露見する日本の政局異変がない限り改革できるとは思わない
『居眠り盤音 陽炎の辻』佐伯泰英
「概要」、豊後関前藩の若き武士3人が、国許へと帰参するシーンから始まります。その夜、3人が直面した思いもよらなかった運命。そして、浪々の身となった坂崎磐音は江戸・深川で長屋暮らしを始めます。
ー噂を本気にした若き武士が許嫁の娘を殺害、それを知った娘の兄がその殺害した許嫁の男と姑を殺害、その後噂のあった武士を殺害する。その止め役を買った若い武士が若き殺害した武士を成敗する。
ー坂崎は事件後、江戸見舞い戻り武士ではなく町人となり長屋暮らしを始める。鰻を捌き仕事と用心棒として生活費を稼ぐ暮らしを開始するが、その用心棒での事件が発生する。
ー時は田沼意次の貨幣変革時で用心棒として働き始めた両替屋で事件が発生する。



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