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出世が逆転したらどう対応するべきか『身代わり金之助』

2021-04-19 07:44:55 | 人生を「生かす」には
「身代わり金之助」出世を夢見た若き武士が遭遇したのは生まれた時に身替にされていたことだった。乳母が同じ頃生まれた子(旗頭と足軽)を親の我儘で取替えていた事で、若き武士が一気に上下関係が逆になるという話だ。現代、出世が逆転し元部下が上司になる場合もある。その時「できる」上司の取るべき姿勢は職務を認識し公私を乱さない事だろうか。「できない」上司は昔の苦痛を表裏関係なく押し付けることしか考えないのが多い
『人の弱点を見つける天才よりも、人を褒める天才がいい』松岡修造
・「和蘭人形」
飛騨守の藩主が危篤となり遺言状を認め、小姓に家老に届けるように命する。小姓は遺言書を持って一旦家に帰り、その後家老宅へ向かうと、途中闇討ちに合い殺される。それはその遺言状に次期藩主となる跡継ぎが次期家老の意にそぐわぬものだと知って奪い取ったのだ。だが、それは偽物で本物はその小姓の妹の支える姫の人形に隠されていた。
・「身代り金之助」
同じ年頃の青年武士が上下(慶太郎と金之助)の関係からいつも然りを受けていた。ある時下の金之助が出世を夢見て京へ修行に出ようとすると敵方の先方がいることを知り味方に報告、報告を受けた陣では味方の応援にと慶太郎に命が下った、が慶太郎は怖さから金之助を身代わりに送り出すと金之助の友の少女が経緯を金之助の病に伏せた母親に知らせる。すると母親は身代わりになった慶太郎を連れ出し慶太郎の父親に「乳母の時に子供を入れ替えたと告発」慶太郎は足軽の息子で、金之助が旗頭の息子だと分かった。金之助の夢は身代わりで一気に変わった。
・「鳥刺しおくめ」
鳥刺しおくめ、と言う男のような少女は猿のように鳥を捕まえて家老に生活の糧と薬を買って生活していた。ある日、一件の農家で高利貸しの侍が農家の息子に説教しているのを見かけた。その後その息子が藩の御落胤として証拠品と共に名乗りでる。家老は早速江戸と確認を取り手配しようとした時、猿の少女がその農家の息子が偽物だと知り暴こうと策を練った。日をかけ、御落胤の女中に化け、偽りを暴く。


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