@発明・発見・新たな発想などこの書はそのきっかけと成る源を探り、製品化されたものを紹介している。中でも面白い不思議なものは、超節水で体を少量の水と液体洗剤(泡で洗う)、海底火山で電気を収集し燃料電池にする、メスだけが生まれる養殖技術、消したボールペン跡は冷蔵庫で蘇る、電動自転車は下り坂で充電する、宇宙ステーションでの排泄物は大気圏突入時に燃やす、など雑学がいっぱい連載されている。
『モノの仕組み ふしぎ雑学』中村智彦
「概要」私たちの身の回りは“ふしぎ”と“驚き”に満ちています!「動植物の生態をヒントにしたモノ」(生物模倣製品)「普及した一級品」「身の回りのモノ」「乗り物」「家電」「先端技術」などをテーマに、その仕組みのすごさ、ふしぎさに迫った雑学文庫です。未知のネタばかりですので、思わず誰かに話したくなるはずです。
「動物からヒント」
ー色が変色する塗料とは・カメレオン発光体(マイナス80で緑、中温度で黄、200℃で赤)
ー掃除機は猫の下の棘を応用したもの
ー蜂の巣は最強の構造となる・六角形(ハニカム構造)
ーシロアリ塚構造は換気等に最適な構造(ショッピングセンターなどの構造物)
ー超節水お風呂は6~8lの水と液体洗剤(泡)で可能となる
「一級品の技術」
ー3D映像は右目と左目の映像のズレを利用している
ー点字ブロックは日本のものが世界標準になっている
ー中華料理店にある回転テーブルは日本発祥(目黒雅叙園)
ーカップ麺の3分は麺の伸びを防止する役目(1分でもできるが伸びすぎる)
ー世界最大の石油備蓄タンク640万klは北海道にある
ー海底火山には天然の燃料電池(電気)がある(熱水から出る電気)
ー日本浄水器フィルターで海水から真水を作り出せる(10億分の1mのフィルター)
ー花火の赤はストロンチウム、黄色はナトリウム、青色は銅、緑はバリウムを使用
ー1万円札の表面は10色、裏面は5色が使われている
ーメスだけが生まれる養殖技術(ホルモン投与、もしくはガンマ線染色体を処理)
「身の回りの仕組み」
ー消せるポールペンで消した文字は冷蔵庫に入れておくと復活する
ー消化器のABC? A=木材や紙、B=石油や燃えやすい油脂、C=電気設備向けという
ーゴミ処理から出る有害物質は過去、現在はフィルターによって除去、灰は埋立所へ
ードライアイスから出る煙は水分
ーボディーソープとハンドソープの違いは保湿vs殺菌
ーインド式数値表示は最後は3桁、その前が2桁になる ¥1,23,34,45,678
ー電動自転車は下り坂で充電できる、と言う
ーゴミ収集車の圧縮:総重量1~1.5tonで@45リットルのゴミ袋900個分
ー空の大型船には海水を入れて転覆を防ぐ、潜水艦も同じ役割がある(バラストタンク)
ー宇宙ステーションでの廃棄物(排泄物含む)は大気圏で燃やされる
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