ケイト・ベッキンセールの「アンダーワールド」シリーズから頂いたもんだから
副題も「新種襲来」って言うことだったんですね
って言うことで、ヴァンパイアたちの世界で行われるクーデターというか、実権争いの果ての殺し合いを描いたこの作品
やっぱ輸入会社からして、未公開映画からして”アメイジングDC“作品はあかんですね
っていうか地味に相変わらずのジャケット詐欺でして、中心のお姉ちゃんなんぞは、ほとんど何にもしないというか
できないまま終わってしまいますし、ダガーはいいけど、銃器は全く出てきません
本家ベッキンセールのシリーズとは完全に別物ですね
って事で、あるヴァンパイア一族での権力をめぐる死闘を描いただけの作品
主役のお姉ちゃん?は高校生でして、学校で問題を起こして爺さんのお城に母親によってほぼ拘束状態で監禁されてしまう
ネット環境もなんもありゃしない
そこで一族が一年に一回集結して会食する慣しで
ヒロインのお母ちゃんはその料理担当のシェフを選出するけど
彼に族長である爺ちゃんの食事のみに毒を仕掛けるように依頼する
そうなんですバンパイアの族長の座を奪おうというわけで・・・
実はこのクーデターなぜか爺ちゃんにバレてて、爺ちゃんが用意した肉で料理を作るようにシェフに命じる
実はこの肉ヒロインの幼い妹の肉で、この肉を、ヒロインのお母ちゃんに食べさせるのが族長の爺ちゃんの魂胆
結局ヒロインが妹が死んで食べさせられて挙句爺ちゃんに殺されたことを知るのは
未来に飛んでって妹(ジャケットではヒロインのが隣の白服)の成長した女性から全貌を聞かされて
族長の爺ちゃんのオーガストに父母妹の仇を討つために身を投じていくのであった
ヴァンパイア一族の権力闘争の映画ですが
血は吸わない、スプラッターシーンもない、ましてや人体破壊もないし
ってアクションシーンも全く無くて
ほんとこんなんでいいのかって言う映画
げきちゅうヴァンパイア一族とかのセリフが出てこなければヴァンパイア一族だとも思えない映画
唯一の救いはヒロインが、ちょっと私好みの顔だっただけの映画
実につまらん作品
2020年製作、アメリカ映画
エドワード・ドライク脚本・監督作品
出演:ジョナサン・リプニッキ、ロックリン・マンロー、ティモシー・V・マーフィ、アリソン・バス、キャサリン・ラフ・ハッグクイスト
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