MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

修羅の覇道

2020-06-21 23:59:11 | Vシネマ
本6月21日の15時からオールインの前身であるミュージアム製作で原田龍二主演で送る
「修羅の覇道」全三作がチャンネルNECOで夕方からゴールデンに渡って一挙OAされました。
2011年製作ですから、まだ暴排法が成立される前ですから
ミュージアムが、いわゆる実在のヤクザをモデルにして製作された三部作になるわけで
商売としては、美麗化粧箱に三本のDVDを入れて、所謂映画の主人公の関係各所に購入してもらうシステムで、並行しでレンタルDVD屋さんの高回転アイテムという二重構造で作られた作品
 
主演には、2011年製作ですから、まだ自家用車4WDでの路駐不倫で浮名を流す前の原田龍二さんですねぇ
しかし、自虐不倫記者会見で見事に失速せずに今やその4WD不倫でさえギャグにしてしまっている原田さん
奥さん見できたお方ですが、原田さんもシッカリと復帰されてる
さて自家用車とかポイント稼ぎにアパホテル不倫された方は皆さん復帰されてるんですが
そう不倫自体はクスリと違って犯罪じゃありませんし、奥様との当事者間の問題ですからいつ復帰したって問題ないんですが
いくら多目的と銘打ってはいるものの、本来の目的以外のトイレ不倫はいつ復帰されるんでしょうか
トイレで、女性を公衆便所扱いしちゃったとこが復帰の目処をわからなくしてつんですかね
 
さてお話が原田さんからずれていっちゃいましたが
原田龍二さん本宮泰風、そして小沢仁志、和義のW兄弟競演という珍しい作品
原田、本宮にとっては初の兄弟競演みたいですね
そして先に書いたように今では暴排法に抵触する美麗化粧箱作品ですから
このお方哀川翔さんを出演させておかないと・・・
さらに竹中直人さんまでまで出演されておられます。
 
関東の巨大組織眞皇会の五代目会長、松田が突然の引退を表明する
事前に原田演じる内星には六代目を打診しているんですが
後継問題に汚点を残さぬようにと後継の六代目は幹部の合議に委ねるわけでして
内星が関西というか関東を除いた全国組織を牛耳る山鬼組組長滝崎と兄弟分であるのを快く思わない眞皇会の加納竜が反旗を翻し
 
何というか、任侠モノとして至極真っ当な跡目争いのお話でした。であまりにもオーソドックスなお話すぎて全く面白みがありゃしないし
山鬼組から助っ人に来てる幹部が小沢兄弟の二人だし、原田演じる内星の若頭に本宮と言った重量級に比して
加納竜、や山本竜二、森永健司って差がありすぎて
最初っから勝負になってなくて、ある意味面白味に欠けるというか
 
とにかく主人公が、さすがに清廉潔白な人物として描かれていすぎだし
台詞がともかく正論を吐き過ぎ
ここいらがミュージアムの商売上手な時なんでしょうが
もう少しアクの強さを見せてくれないと、あまりにも分別がありすぎな原田と本宮兄弟だし正直見ていてこの二人の人物像はこういった映画には面白さに欠ける。
しかしその本性を垣間見せる関西山鬼組からの助っ人小沢兄弟のキャラは立っていたような
むしろ、敵対する山本竜二、森永健司のあくどさが際立っていたような
まぁ、実在の人物の自伝的な映画ですから主役を美的に描くのは当然なんですが
普通にヤクザドラマを見たい自分ににはこれじゃ満足できない作りになっていたんですが
三部作の序章としてはこれでいいのかもしれない
 
2011年製作、日本Vシネマ、サテライト作品
壺井詠二監督作品
出演:原田龍二、本宮泰風、武蔵拳、御木裕、KOJI、山本竜二、森永健司、倉見誠、YOSHI、加納竜、小沢和義、小沢仁志、竹中直人、哀川翔


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スコルピオン テロリスト制圧指令

2020-06-21 22:56:41 | 洋画未公開
今月一番の3日にアルバトロスの子会社プライムウエーブからリリースされた
なんとこれは珍しいウズベキスタン産の映画ですね
私自身はウズベキスタン映画を見るのは、初めてかも
って事で、WOWOWのジャパンプレミアム枠でOAされた後、DVDスルーされた作品
テロ対策班の班員が追ってるテロリストが、実は異母兄弟だったっていうメインプロットに色々と異母兄弟の確執とかを縦筋にして国際テロ犯罪を横筋に構成された映画ではあるんですが
 
ここいら旧ソ連から独立した国々とか、イスラムとか、さらにロシアとか絡んでの国際情勢はあんまよくわかんないんですけども
アクション映画として単純に見てる分には十分に見応えのある作品ではあるんですが
映画的にはプロットはそれなりによく練られているようですが
これを映像化すると、あんまり映画としでのテンポが感じられないし
主人公がテロ組織というか弟を追ってあっちこっち移動するんですが
ヨーロッパとかアメリカとか違って見慣れない国ですから地理的にな関係とか
産油国の族長とかの関係とかがわかんないのがちょっとした欠点ではあるんですが
兄弟愛の物語として見るのならプロットとしては単純ですねぇ
 
オープニングからの腕のたつ男を拾っての戦闘アクションと言ったつかみはいいんですが
ウズベキスタンの国家保安庁特殊部隊が、主役であるティムールをg部隊に拾うっていうのと
彼らが主目的に追ってるテロリストの一人が異母弟だとわかったら
たった一人で弟を探し出すという、部隊に目撃者内緒の単独行動
それを許してしまうテロ対策保安部隊も部隊ですが・・・
その部隊の女アナリストが主役の兄ちゃんに好意というか愛情を寄せた意味が不明だし
色々ツッコミどころもある映画ではあるんですが・・・
 
しかし、アクションシーンはオープニングだけで、なんと尻すぼみな映画だし
主役の兄ちゃんをなんとか助けてしまった医療ボランティアの女医さんは
映画の途中で放置プレイだったし
単独行動に関しては不問だし
兄弟の確執は弟の母への異常愛だったし
 
そう人間って死ぬ直前には今までの人生が走馬灯のように脳内に・・・
そういった終わらせ方だったし
最初の勢いはどうなったんでしょうか
 
テロリスト後お姉ちゃんもなんも活躍せんしねぇ
 
2018年製作、ウズベキスタン映画
ムヒルサ・アジゾバ監督作品
出演:ファルクハド・マフムドフ、アクバル・ラスロフ、ムラット・イルディリム、ラノ・シャディエワ、ユルダズ・ラドジャボフ、ヴィチェスラフ・ラズベガエフ
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