節分の日の我が家のしきたり。
先ずは玄関に、柊と大豆の枝とイワシの頭で作った魔除けを飾ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/b1/2c491baff1ab37e12204833758c1abec.jpg)
そして、息子と二人で部屋という部屋の窓を開け放ってデッカイ声で豆をまくのです。カミさんは『後始末が大変だから部屋の入り口に少しずつそっと置いてちょうだい』などと言いますが、昔から豆は思いっきり大量にまき散らすに決まっているのです。文句を言うなら節分を決めた人に言いなさい!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/4e/3d04ac8717acbff781c8d3591f4a3810.jpg)
鬼を追い払い、福を招き入れたら、さあ呑みましょう。
節分の日、我が家ではウルメイワシの丸干しを必ず食します。さすかに54個の豆の一気食いはきつくなりましたね。でも、お酒のつまみにしちゃうと結構いけちゃうから不思議です。
言っときますが、今夜のお総菜はこれだけではありませんよ。いかに我が家が貧乏だとて、これだけではありません、念のため。
頭に来るのは『恵方巻(えほうまき)』
5年前に突然出現した大阪からのインベ-ダ-です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/4a/02179e9c03617519c878c3b2647fda99.jpg)
5年前の恵方巻との遭遇。
『なんだよコレ?』『恵方巻って言うんだって、大阪では節分の日に食べてるようよ』『だからなんなの?大阪人が食ってるものを何で俺たちが食わなきゃなんないの?』『恵方を向いて目を閉じて無言で食べきると福が訪れるんだって』『そんなもの大阪人に勝手にやらせときゃいいでしょ。大阪人のやってることをなんで俺たち関東人が真似しなきゃなんないんだよ。俺くわないよ、ご飯頂戴』『今日はご飯炊いてないから』『あぁん、炊いてない。しゃあないなあ。しっかし、こんなにぶっとい太巻きを1本丸ごと一気食いなんて大阪人にしかできないぜ』
と言うわけで、仕方なく食べた。これが結構旨い。
しゃくにさわるのでホ-ムペ-ジで調べてみました。
元々は大阪の船場が発祥で、節分の日に恵方(その年の縁起の良い方向)を向いて商売繁盛と無病息災を祈りながら食べたそうです。
7種のネタを巻くのは、福を巻き込むため。
食べるのは、福を招き入れるため。
一気に食べるのは、縁を切ってしまわないため。
黙って食べるのは、福を逃がさないため。
なるほどね。
この恵方巻を食べる習慣は、明治時代に廃れたのだそうです。
が、1977年、大阪海苔問屋組合が販売促進を図って復活させたそうです。
そして、20世紀末、コンビニが取り上げて全国に普及させたと言うわけです。
なんだかバレンタインデ-やホワイトデ-に似てませんか?
こんなことを知ると、益々しゃくにさわってきちゃいますが、でも節分の日、今では神妙になって恵方を向いて、黙って願い事をつぶやきながら食している自分がいるのです。なんだかなあ、、、。
恵方巻という大阪からのインベ-ダ-の攻撃に、心のバリヤ-はもろくも撃破されて、恵方巻を食べる習慣が我が家にも住み着こうとしています。
食文化や習慣、こんなにあっけなく侵略され、受け入れてしまって良いのだろうか?何故か今でも釈然としないままである。
皆さんは如何ですか?
先ずは玄関に、柊と大豆の枝とイワシの頭で作った魔除けを飾ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/b1/2c491baff1ab37e12204833758c1abec.jpg)
そして、息子と二人で部屋という部屋の窓を開け放ってデッカイ声で豆をまくのです。カミさんは『後始末が大変だから部屋の入り口に少しずつそっと置いてちょうだい』などと言いますが、昔から豆は思いっきり大量にまき散らすに決まっているのです。文句を言うなら節分を決めた人に言いなさい!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/4e/3d04ac8717acbff781c8d3591f4a3810.jpg)
鬼を追い払い、福を招き入れたら、さあ呑みましょう。
節分の日、我が家ではウルメイワシの丸干しを必ず食します。さすかに54個の豆の一気食いはきつくなりましたね。でも、お酒のつまみにしちゃうと結構いけちゃうから不思議です。
言っときますが、今夜のお総菜はこれだけではありませんよ。いかに我が家が貧乏だとて、これだけではありません、念のため。
頭に来るのは『恵方巻(えほうまき)』
5年前に突然出現した大阪からのインベ-ダ-です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/4a/02179e9c03617519c878c3b2647fda99.jpg)
5年前の恵方巻との遭遇。
『なんだよコレ?』『恵方巻って言うんだって、大阪では節分の日に食べてるようよ』『だからなんなの?大阪人が食ってるものを何で俺たちが食わなきゃなんないの?』『恵方を向いて目を閉じて無言で食べきると福が訪れるんだって』『そんなもの大阪人に勝手にやらせときゃいいでしょ。大阪人のやってることをなんで俺たち関東人が真似しなきゃなんないんだよ。俺くわないよ、ご飯頂戴』『今日はご飯炊いてないから』『あぁん、炊いてない。しゃあないなあ。しっかし、こんなにぶっとい太巻きを1本丸ごと一気食いなんて大阪人にしかできないぜ』
と言うわけで、仕方なく食べた。これが結構旨い。
しゃくにさわるのでホ-ムペ-ジで調べてみました。
元々は大阪の船場が発祥で、節分の日に恵方(その年の縁起の良い方向)を向いて商売繁盛と無病息災を祈りながら食べたそうです。
7種のネタを巻くのは、福を巻き込むため。
食べるのは、福を招き入れるため。
一気に食べるのは、縁を切ってしまわないため。
黙って食べるのは、福を逃がさないため。
なるほどね。
この恵方巻を食べる習慣は、明治時代に廃れたのだそうです。
が、1977年、大阪海苔問屋組合が販売促進を図って復活させたそうです。
そして、20世紀末、コンビニが取り上げて全国に普及させたと言うわけです。
なんだかバレンタインデ-やホワイトデ-に似てませんか?
こんなことを知ると、益々しゃくにさわってきちゃいますが、でも節分の日、今では神妙になって恵方を向いて、黙って願い事をつぶやきながら食している自分がいるのです。なんだかなあ、、、。
恵方巻という大阪からのインベ-ダ-の攻撃に、心のバリヤ-はもろくも撃破されて、恵方巻を食べる習慣が我が家にも住み着こうとしています。
食文化や習慣、こんなにあっけなく侵略され、受け入れてしまって良いのだろうか?何故か今でも釈然としないままである。
皆さんは如何ですか?