山と溪を旅して

丹沢の溪でヤマメと遊び、風と戯れて心を解き放つ。林間の溪で料理を造り、お酒に酔いしれてまったり眠る。それが至福の時間。

会津の山塩  味わってみてくらんしょ!

2008-02-17 23:37:40 | 川飯.B級グルメ
お塩と言えば海水から精製するもの。
まあ、岩塩なんちゅうのもありますが、私の知識では精々このなもの。

でも、あったんですわ山にも塩が、、、、、。



『会津の山塩』
これ、何から出来てるかご存知ですか?

そうなんです、温泉水を煮詰めて作るんですな。
会津は北塩原村の大塩温泉。大塩というくらいですから塩分濃度も高いようで。
とは言っても海水ほどではないので出来上がるまでが一苦労。

温泉水を入れた平釜を薪でじっくり8時間、付きっきりで煮詰めます。
更に土鍋に移して煮詰め、出来た塩を1週間ほど天日で乾燥して出来上がり。
気の遠くなるような作業、好きでないとできまへんな。

そして、出来上がったのがこれ。
私の手相?お金持ちになる手相なんだそうです。まあ、それはさておき、、、。



ちょっと粗めで、舐めてみると甘みがあって、まろやかで、とてもやさしい味わい。食塩とは大違いなんですわ。
今まで手作りの塩をいくつか味わってきましたが、みな美味しくて私の舌では甲乙付けがたく。

でも今では『会津の山塩』、これ一本。
山飯は山塩でないとねって、ただのこじつけのこだわりにすぎませんが、、、、。
お刺身も天ぷらも焼きものも炒め物も、すべてこれ1本。

旨いけれど、ちょっと高い。
ちょっと高いけれど、でも旨い。
美味しいお塩で、美味しい料理、幸せになりたいですものね。

他には、南アルプスの鹿塩温泉の山塩なんてのもありまして。やはり塩の名が付いた温泉なんですな。

日本の山の恵み、是非ぜひ味わってみてくらんしょ!





コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 30年ぶりのチョコレ-トケ-キ | トップ | ユ-ミンの死角 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
塩ですか (Tokei)
2008-02-18 13:50:02
これはね、私もこだわりがありますよ。
今は日本のものは使ってませんね。
海ではクリスマス島、山ではメキシコの鉄分含有量の多い、ピンク色したものですね。
最もこだわってる部分は、熱を加えていないところですかね。
温泉水を蒸発させて塩分だけ残す為にはどうしても熱を加えなくてはなりませんが、そうしなくても良いものを撰んでいます。
色々と試した結果、熱を加えない方が含有成分が壊されない自然そのままで頂けるからです。
それと味もかなり違うと感じます。
何種類か手元にありますので、機会を作って試食会をしましょう。
会津の山塩も食べて見たい。温泉水と言うのが気になる。未体験ゾーンに突入かな?
返信する
さすがですなあ (高崎)
2008-02-18 17:33:41
いやいや参りました。
Tokeiさんには脱帽です。

試食会、是非お願いしたいですね。
クリスマス島の塩、鉄分の多いメキシコの塩、興味津々です。

高円寺の一刻屋(ひとときや)でやりましょうか?
hanさんも結構うるさそうですからね。

できれば3月下旬か4月になってからでよろしくっす。


返信する

コメントを投稿

川飯.B級グルメ」カテゴリの最新記事