(四日目 赤木沢へ)
天候の安定を待って最終日の今日の決行を決めたのだけれど晴れマ-クが消えて天気予報は曇り時々雨に変わった。
赤木沢までには3~4回の渡渉がある、豪雨になって増水したら小屋に帰れない可能性もあるけれど決行することに決めた。
午前8時にスタート、先ずは左岸を遡行して右岸に渡渉する、深くて水勢も強かったけれどストックを使って何とか突破できた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/ba/85606039e9a5654d36bc56a58933d50b.jpg)
ここまで2度3度と渡渉を繰り返したが、先行する寅さんのルーファイはまるでこの遡行を経験しているかのように的確であった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/7c/6ace09669e93484bf634737ade5b80cd.jpg)
午前9時過ぎ、ここで寅さんが淹れてくれたコ-ヒ-で小休止
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/77/220732f3c9c71fafc3856ce4799d6c68.jpg)
午前9時半、肌を刺すような冷たい流れに胸まで浸かってのヘツリは辛いのでここから左岸を高巻く。
巻道や高巻と聞けば安易で安全かと思いがちであるがここの高巻は決して生易しいものではなかった。
きつくて危険で今までよくぞ転落死する者が出なかったものだと不思議にさえ思えるほどである。
(家を出てから5日目、寅さんの頬には無精ひげが浮かんでいる)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/1e/c70fcb5c3afae2f4c3daa56816041f30.jpg)
寅さんが先行して登って行くと途中で踏み跡が消えた、寅さんの的確なルーファイで5分ほど進んで踏み跡に復帰できた。
この先に僕が死を覚悟した箇所がある、雪のために熊笹が下向きに密生した垂直に近い壁を横向きに5~6m進む箇所である。
殆ど足場もなく熊笹でつるつるに滑る壁を両手に5~6本の熊笹の茎を鷲掴みにして
慎重に左向きに進んでいるとつま先が滑って両足が壁から離れて宙づりになってしまった。
必死の思いで交互に熊笹を持ち替えながら両腕の力だけで安全地帯に辿り着いて事なきを得たが
もし熊笹の茎が折れたら、熊笹の根が抜けてしまったら、自分の両腕で体重を支えられなかったら
確実に転落死していた筈であり、あの数分間は死の恐怖と必死で戦っていた数分間でもありました。
高巻のてっぺんから眺めるとゴルジュはまだもっと先にまで続いているように見えた。
ここからまた掴まる草木もなく足場も心もとない垂直に近い壁を固定された細いロープ1本で下る、濡れて滑る壁が怖かった~!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/86/7acffc331ba4ae4748b503bf71af5307.jpg)
さて、この恐怖の高巻を突破して左岸を歩いていると、なんとまだ高巻が残っていた。
2度目を突破してもう終わったぞと一気に脱力して歩きはじめると、まだ残っていたんですわ高巻が。
しかも、この壁も垂直に近いわ、昨夜の雨でつるつるに滑るわ、掴まる草木が1本も生えていないわで
壁を攀じりながら、この壁マジで怖いわ~、帰りにこの壁下りるのイヤだな~、俺この壁で落ちて死ぬのか~
俺生きて帰れないかもな~、なんて本気で恐怖を感じていたら実は寅さんも同じように恐怖を感じていたことを後で知らされた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/25/473656f824fa2b7ecda2a64eacd042e8.jpg)
恐怖の高巻を何とかやり過ごして進んでいくと、見えたぞ~ナイアガラの滝だ~!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/87/3ecf5f678c29d5c3cfc5d12428c3a369.jpg)
左から黒部本流が、右から赤木沢が出合う正に息を飲むようなこの風景は僕にとっての憧れの地でもある訳で
67歳にしてようやく巡り会えた聖地のような雰囲気に浸って溜息を漏らしながらうっとりと眺め入っておりました(幸せ~!)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/24/60210133c1d04024afdb8f13ad79785b.jpg)
赤木沢の奥を覗いて見ると深いゴルジュの奥に小さめだけど落差のあるナイアガラの滝がもう一つ架かり
更にその奥には人を魅了してやまないエメラルドグリ-ンの神秘的な流れがどこまでも続いているのでありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/0f/9070dfa53fd092549be0bbd1a4991d97.jpg)
雲行きが怪しくなってきたのでのんびりしてもいられない。
慌ただしくロッドを繋ぎ思いっきりラインを延ばして対岸にフライをプレゼンテ-ションした。
何度目かで激しく水面を割って岩魚が食らいついてきた、久々のロングラインの釣りは実に爽快であった。
寅さんも一尾釣り上げたところで雨が落ちてきた、10センチの増水でも渡渉は難しくなる、急いで雨具を着けて帰路に就いた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/38/9ee7e1efaca7e700c09048b74e0b8b39.jpg)
ここからまた3度の高巻が始まる、先行する寅さんに8ミリザイルを渡したのだけれど気が重くて足が進まない。
寅さんも同じ思いだったようで泳ぎも覚悟のうえでヘツルことにして少し上流に戻ってから対岸に渡った。
この対岸で流れに入ってみると気分爽快と感じる程度の水温で、胸まで浸かってヘツリを続けて難なくこの流れを突破できた。
みなさん、赤木沢に行くなら高巻は危険です、平水ならネオプレ-ンのタイツとジャケットを付けてヘツルことをお勧めしておきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/bd/cba17452bfc0c938e53458bf3828599d.jpg)
豪雨の増水が恐ろしくてひたすら下り続けてようやく小屋まで辿り着けました。
今日は寅さんと何度手を握り合ったことでしょうか、赤木沢へ無事往復できたのも一重に寅さんのお蔭でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/19/1d9e58d1762f150a1e0507b1105cd206.jpg)
無事に小屋に帰還して飲るビールの旨かったこと
僕はちょっと下流に下って小屋の見える大岩に寝そべってビールを飲りながら昼寝
寅さんは薬師沢に入って最後の釣りを楽しみ15尾を釣り上げました(薬師沢に入る寅さんが小さく見えています)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/51/e0409ccf7be24a0f1d6d66f17bfbe8af.jpg)
3連泊目の食事も実に美味しゅうございました。
今日まで僕が釣ったのは正味7時間、寅さんが8時間半で110尾を優に超える釣果に大満足の旅となりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/73/283ca89ea4da6a445895dccf6779d4be.jpg)
(五日目 下山)
名残惜しいけれど下山です。
下山の朝、小屋のスタッフの皆さんと一緒に写真を撮らせて頂きました。
皆さんのスマイルが実に素敵ですが、僕と寅さんはちょいと緊張気味でございます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/11/df74b3b6406de03d7a09adf10b1aba2f.jpg)
今回の旅の目的は勿論たくさんの岩魚に出逢うこと、そして赤木沢を眺めること
そしてミ-ハ-な僕たちのもう一つの願いが薬師沢のマドンナやまとけいこさんのサインをもらうことでした。
念願かなって、やまとけいこさんの著書のカバ-にこんな素敵なイラストとサインを頂くことができてもう思い残すことはありません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/a1/202ec1f2d9a98e383d82d6537f2cdca4.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/f1/db43d91030e462d729d3e1fcb12a0c84.jpg)
帰路、最終日にしてようやく黒部ブル-の空の下を歩く幸せに浸れました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/70/8780b80235ea46e52e2ab73af2cf5314.jpg)
これから始まる急登に備えてクロマメとクマイチゴ?でビタミンCを補給しましょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/58/89d32829a06d565d7f01a925204666f8.jpg)
延々と登り続けて3時間、ようやく太郎平小屋が見えたときの安堵感といったら、、、、、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/36/9d4b224cc3791838e0aefb51f584805a.jpg)
さぁここからはもう3時間ちょい下るだけ、ビールも安心してちょっとだけ頂きました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/f3/816d8b96e0ca7fe147dc11883bcba7e5.jpg)
旅の終わりに太郎平を仰ぎ見て、この5日間の旅を振り返りながらちょっとしんみりしてしまいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/c1/cce0e132646fd2dd9643685cae441f07.jpg)
折立に辿り着いて寅さんと手を握り合って乾杯、冷たいファンタの美味しかったことといったらありゃしませんでした。
体の鈍り切った僕にとって今回の旅はとてもきつい旅ではありましたが
それを遥かに超える喜びと幸せと感動に満ちた旅になりました。
赤木沢に導いてくれた寅さんには感謝の言葉しかみつかりません。
来年はもう少し体を鍛えて山慣れし、高天原まで足を延ばしたいと考えています。
年を重ねて体力が衰えてきたからこそ来年も目指す夢の地があることの有りがたさに心から感謝している次第です。
天候の安定を待って最終日の今日の決行を決めたのだけれど晴れマ-クが消えて天気予報は曇り時々雨に変わった。
赤木沢までには3~4回の渡渉がある、豪雨になって増水したら小屋に帰れない可能性もあるけれど決行することに決めた。
午前8時にスタート、先ずは左岸を遡行して右岸に渡渉する、深くて水勢も強かったけれどストックを使って何とか突破できた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/ba/85606039e9a5654d36bc56a58933d50b.jpg)
ここまで2度3度と渡渉を繰り返したが、先行する寅さんのルーファイはまるでこの遡行を経験しているかのように的確であった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/7c/6ace09669e93484bf634737ade5b80cd.jpg)
午前9時過ぎ、ここで寅さんが淹れてくれたコ-ヒ-で小休止
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/77/220732f3c9c71fafc3856ce4799d6c68.jpg)
午前9時半、肌を刺すような冷たい流れに胸まで浸かってのヘツリは辛いのでここから左岸を高巻く。
巻道や高巻と聞けば安易で安全かと思いがちであるがここの高巻は決して生易しいものではなかった。
きつくて危険で今までよくぞ転落死する者が出なかったものだと不思議にさえ思えるほどである。
(家を出てから5日目、寅さんの頬には無精ひげが浮かんでいる)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/1e/c70fcb5c3afae2f4c3daa56816041f30.jpg)
寅さんが先行して登って行くと途中で踏み跡が消えた、寅さんの的確なルーファイで5分ほど進んで踏み跡に復帰できた。
この先に僕が死を覚悟した箇所がある、雪のために熊笹が下向きに密生した垂直に近い壁を横向きに5~6m進む箇所である。
殆ど足場もなく熊笹でつるつるに滑る壁を両手に5~6本の熊笹の茎を鷲掴みにして
慎重に左向きに進んでいるとつま先が滑って両足が壁から離れて宙づりになってしまった。
必死の思いで交互に熊笹を持ち替えながら両腕の力だけで安全地帯に辿り着いて事なきを得たが
もし熊笹の茎が折れたら、熊笹の根が抜けてしまったら、自分の両腕で体重を支えられなかったら
確実に転落死していた筈であり、あの数分間は死の恐怖と必死で戦っていた数分間でもありました。
高巻のてっぺんから眺めるとゴルジュはまだもっと先にまで続いているように見えた。
ここからまた掴まる草木もなく足場も心もとない垂直に近い壁を固定された細いロープ1本で下る、濡れて滑る壁が怖かった~!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/86/7acffc331ba4ae4748b503bf71af5307.jpg)
さて、この恐怖の高巻を突破して左岸を歩いていると、なんとまだ高巻が残っていた。
2度目を突破してもう終わったぞと一気に脱力して歩きはじめると、まだ残っていたんですわ高巻が。
しかも、この壁も垂直に近いわ、昨夜の雨でつるつるに滑るわ、掴まる草木が1本も生えていないわで
壁を攀じりながら、この壁マジで怖いわ~、帰りにこの壁下りるのイヤだな~、俺この壁で落ちて死ぬのか~
俺生きて帰れないかもな~、なんて本気で恐怖を感じていたら実は寅さんも同じように恐怖を感じていたことを後で知らされた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/25/473656f824fa2b7ecda2a64eacd042e8.jpg)
恐怖の高巻を何とかやり過ごして進んでいくと、見えたぞ~ナイアガラの滝だ~!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/87/3ecf5f678c29d5c3cfc5d12428c3a369.jpg)
左から黒部本流が、右から赤木沢が出合う正に息を飲むようなこの風景は僕にとっての憧れの地でもある訳で
67歳にしてようやく巡り会えた聖地のような雰囲気に浸って溜息を漏らしながらうっとりと眺め入っておりました(幸せ~!)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/24/60210133c1d04024afdb8f13ad79785b.jpg)
赤木沢の奥を覗いて見ると深いゴルジュの奥に小さめだけど落差のあるナイアガラの滝がもう一つ架かり
更にその奥には人を魅了してやまないエメラルドグリ-ンの神秘的な流れがどこまでも続いているのでありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/0f/9070dfa53fd092549be0bbd1a4991d97.jpg)
雲行きが怪しくなってきたのでのんびりしてもいられない。
慌ただしくロッドを繋ぎ思いっきりラインを延ばして対岸にフライをプレゼンテ-ションした。
何度目かで激しく水面を割って岩魚が食らいついてきた、久々のロングラインの釣りは実に爽快であった。
寅さんも一尾釣り上げたところで雨が落ちてきた、10センチの増水でも渡渉は難しくなる、急いで雨具を着けて帰路に就いた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/38/9ee7e1efaca7e700c09048b74e0b8b39.jpg)
ここからまた3度の高巻が始まる、先行する寅さんに8ミリザイルを渡したのだけれど気が重くて足が進まない。
寅さんも同じ思いだったようで泳ぎも覚悟のうえでヘツルことにして少し上流に戻ってから対岸に渡った。
この対岸で流れに入ってみると気分爽快と感じる程度の水温で、胸まで浸かってヘツリを続けて難なくこの流れを突破できた。
みなさん、赤木沢に行くなら高巻は危険です、平水ならネオプレ-ンのタイツとジャケットを付けてヘツルことをお勧めしておきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/bd/cba17452bfc0c938e53458bf3828599d.jpg)
豪雨の増水が恐ろしくてひたすら下り続けてようやく小屋まで辿り着けました。
今日は寅さんと何度手を握り合ったことでしょうか、赤木沢へ無事往復できたのも一重に寅さんのお蔭でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/19/1d9e58d1762f150a1e0507b1105cd206.jpg)
無事に小屋に帰還して飲るビールの旨かったこと
僕はちょっと下流に下って小屋の見える大岩に寝そべってビールを飲りながら昼寝
寅さんは薬師沢に入って最後の釣りを楽しみ15尾を釣り上げました(薬師沢に入る寅さんが小さく見えています)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/0b/5df035deaed761b9ba19ca733add3c39.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/51/e0409ccf7be24a0f1d6d66f17bfbe8af.jpg)
3連泊目の食事も実に美味しゅうございました。
今日まで僕が釣ったのは正味7時間、寅さんが8時間半で110尾を優に超える釣果に大満足の旅となりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/73/283ca89ea4da6a445895dccf6779d4be.jpg)
(五日目 下山)
名残惜しいけれど下山です。
下山の朝、小屋のスタッフの皆さんと一緒に写真を撮らせて頂きました。
皆さんのスマイルが実に素敵ですが、僕と寅さんはちょいと緊張気味でございます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/11/df74b3b6406de03d7a09adf10b1aba2f.jpg)
今回の旅の目的は勿論たくさんの岩魚に出逢うこと、そして赤木沢を眺めること
そしてミ-ハ-な僕たちのもう一つの願いが薬師沢のマドンナやまとけいこさんのサインをもらうことでした。
念願かなって、やまとけいこさんの著書のカバ-にこんな素敵なイラストとサインを頂くことができてもう思い残すことはありません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/a1/202ec1f2d9a98e383d82d6537f2cdca4.jpg)
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帰路、最終日にしてようやく黒部ブル-の空の下を歩く幸せに浸れました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/70/8780b80235ea46e52e2ab73af2cf5314.jpg)
これから始まる急登に備えてクロマメとクマイチゴ?でビタミンCを補給しましょう。
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延々と登り続けて3時間、ようやく太郎平小屋が見えたときの安堵感といったら、、、、、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/36/9d4b224cc3791838e0aefb51f584805a.jpg)
さぁここからはもう3時間ちょい下るだけ、ビールも安心してちょっとだけ頂きました。
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旅の終わりに太郎平を仰ぎ見て、この5日間の旅を振り返りながらちょっとしんみりしてしまいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/c1/cce0e132646fd2dd9643685cae441f07.jpg)
折立に辿り着いて寅さんと手を握り合って乾杯、冷たいファンタの美味しかったことといったらありゃしませんでした。
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体の鈍り切った僕にとって今回の旅はとてもきつい旅ではありましたが
それを遥かに超える喜びと幸せと感動に満ちた旅になりました。
赤木沢に導いてくれた寅さんには感謝の言葉しかみつかりません。
来年はもう少し体を鍛えて山慣れし、高天原まで足を延ばしたいと考えています。
年を重ねて体力が衰えてきたからこそ来年も目指す夢の地があることの有りがたさに心から感謝している次第です。
2泊3日の奥飛騨の旅、楽しめたようでなによりでした。
霞沢岳の眺望、温泉、飛騨牛、そして〆のお蕎麦のフルコ-ス
写メを見て僕もそそられてしまいました。
次は西穂山荘までの雪景色を堪能して下さい。
ホント年はとりたくないですね~。
中低山でもいいから毎週山歩きできていたら心肺機能も筋肉も
悲鳴をあげることもないのでしょうが仕事していたらそんな時間は到底とれませんよね。
まだpapachanさんなら赤木沢を源頭まで詰めるチカラが残っている筈、ぜひやっちゃってくださいませ。
天気もまあまあでロ-プウェイで登って山荘の途中まで歩きました。
霞沢岳の眺めも最高でしたし今度は雪が残っている5月頃にまた歩いてみたいです。
あのホテルも連泊できたし、ひらゆの森の飛騨牛もお蕎麦も美味しかったし
中崎山荘の飛騨牛の朴葉焼きも美味しかったし、山形村の水車さんの粗挽き蕎麦までフルコ-スで楽しんじゃいました。
4人で巡ってみて味わってみて高崎さんの山旅が食べることも大切にして贅沢に楽しんでいることがよく理解できました。
私たちの写メ楽しんでいただけましたか、、、
無事のご帰還、お疲れ様でした。
随分奥まで行ってたんですね。
高巻きのシーンは、ドキドキしながら拝読いたしました。
私も高崎さんのように、いつまでも元気に遊べる体力を維持して、夢を持ち続けたいです。
(最近、本当に体力に自信がなくなってきたので…、このままではやばいです)
いいですねえ
ちょっと山を歩いた後は食の旅
蕎麦、飛騨牛、奥飛騨にはうなぎ屋さんもありますよん。
私も行ってみたいけどムリみたいですね。
もう少ししたら出発します。
ひらゆの森で温泉につかって飛騨牛とお蕎麦を食べてから教えて頂いた格安のホテルに泊まります。
明日はロ-プウェイで登って西穂山荘の途中まで歩いてから
山崎山荘で飛騨牛のほうば焼きの計画ですが雨が強かったら中止して
山形村で高崎さんお勧めのお蕎麦屋さんをハシゴしてから帰ります。
今回は4人組で高崎さん定番のコ-スで美味しいものを頂くのがメインです。
新しい発見があったらお知らせしますね。
たまには休養しながらこれからの計画をゆっくり練る時間も必要ですよ。
気力体力が充実している40代のうちに赤木沢の遡行を是非やって欲しいなあ。
僕にはもうムリだけれど今の西やんなら全然楽勝ですからね!
南アルプスの峪、やはりリベンジしたんですね。
8月にせっかく行ったのにバスの運行停止で涙を飲んだというオチが完璧でしたよね~。
今回も天泊日数分のビールを担いでヤマトの峪で釣りまくったんだろうなあ。
南アに飽きたら次は北アの峪に宗旨替え、大正解だと思います。
僕はもう天泊装備と食料を担いでの山行はムリですが
ザックを軽量化しての小屋泊まりならお付き合いしますよん。
ただ健脚のS川さんのスピ-ドにはついて行けないので牛歩の歩みでよろしければということで。
S川さんなら単独行で北アのフィシュ&ピークも楽勝でしょうね!
山だけの自分と違ってイワナとの出会いやイワナ料理
川と釣りと冒険が絡むとこんなにもドラマが生まれるとは
今週は貴重な三連休ですが天気が芳しくないので休養日にあてて最後の1日だけどこかで遊ぶ予定です。
自分も薬師に登るときは赤木沢も眺めたいと思います。
後半がなかなか出て来ないのでどうしたかと思ってましたが、こういう事でしたか。非常に厳しく感動的な旅であった事が良く解ります。毎度のことではありますが、とても参考になり、かつ楽しいです。とにかく無事でなによりです。
私の方は昨日、南アルプスから帰ってきました。今回もいろいろ想う事がありましたが、ここで南アルプスに一区切りして来シーズンは北アルプスへと考えているところです。
薬師沢小屋の蚕棚で隣り合わせたアナタのこと勿論覚えていますよ。
体は大きいけれどおとなしい、僕はそんなアナタの醸す雰囲気に好感がもてて話しかけました。
登山歴7年でここ2年ほどで北アルプスの魅力に憑りつかれたと仰っていましたよね。
今回の山旅の最後の山が僕の大好きな黒五だと聞いて親近感が湧きました。
山をやる者同士、そんなに悪い奴はいないと信じます。
山で出逢う人たちに積極的に話しかけて情報交換やお互いに経験した山行などを語り合えるのも山旅の喜びの一つです。
いつか最愛の人と出会えて、家庭を持つ日が来たら今度は一緒に
ささやかな山歩きの楽しさを家族で分かち合うのもいいものですよね。
名前をお聞きしていませんが、またいつかどこかの山でお会いできることを楽しみにしております。
是非また遊びにお立ちより下さいね~!
今回入った薬師沢や赤木沢は二人で入った場所よりも少し下流になります。
いやぁ赤木沢までの高巻は怖くて緊張しまくり、死ななくてよかった~と言うのが実感ですな。
自分の今の力量を考えてこれからはもう危険を伴う冒険はもうやりまへん。
高天原のあの沢、あの頃は小さく感じて釣欲が湧かなかったけれど来年は釣りながら乗越まで詰めてみようと考えているところです。
年齢的に残されたチャンスは限られているので来年は暴風雨でも突入する覚悟を決めましたわ。
今回は好条件の揃い踏みという奇跡が重なったからこその釣果だす。
暴風雨には泣きが入ったけれど釣行時のコンディションは増水、曇天、笹濁り、釣れない筈がありません。
み-さがちゃんも太郎平のラーメンと生ビ-ルと黒部岩魚の爆釣やっちゃってくんさいね~!
薬師沢小屋をネットで検索していたら偶然に出会えました。
寅さんという方の写真を見てあの時の釣りパ-ティのお二人だとすぐにわかりました。
どちらかというと無口な私に気さくに話しかけてもらえて色々な話をさせて頂いてありがとうございました。
この年で独身という後ろめたさがありましたが独身山貴族の今の境遇は
羨ましいほど恵まれたいるんだから今のうちに目いっぱい山を楽しまないとねって言ってもらえて
なんだか今の自分を認めてもらえたようで本当にありがたかったです。
私はあれから雲の平、三俣、黒部五郎と巡って無事下山できました。
今度は私も赤木沢の出会いまでぜひとも行ってみたいと思います。
山、釣り、山菜やキノコ、酒と、お二人のバイタリティを見習いたいと思います。
これからは私も山や小屋で出会った人たちに自分から話しかけて山をやる者同士の喜びを共有できるようになりたいと思います。
あの時お二人に出会えて話をさせて頂いて私も少し意識が変われたような気がします。
本当にありがとうございました、またどこかでお会いできたらと期待しています。
いつまでもお元気で山も釣りも続けてください。
よかったね行くことができて
怖い思いもしたようだけどここなら俺も行ってみたかったね
無事に帰れたから四の五の言わないけど
もうあまり冒険しないでおとなしくしてろよ
ってムリだよなあ
高天原のあの沢は釣らなかったけど来年行ったら釣ってみせてよね。
寅さんの存在の心強さ素晴しいですね
私もいついけるかは、わかりませんが想像して
楽しむ事が出来ました。
太郎平のラーメンうまそうですね~
四万十川ええですねえ!
釜の沢のジンクリアな流れとナメ滝ええですねえ!
上の廊下の釣りながらの遡行も赤木沢遡行も夢のようですねえ!
へっぽこさんの健脚と技があれば単独行でも難なくやらかしちゃうと思います。
いずれ叶うことを願っています!
今回の旅では本当にお世話になりっぱなしでした。
赤木沢は寅さんに連れて行ってもらったという表現がぴったりなような気がします。
もう一度訪ねるとしてもあの高巻はもう二度とやりたくないな~。
山に入ると一気に食欲が落ちる僕と違って、飯をうまそうにお代わりし、悪場を猿のように身軽に歩き、
きつい登りにも息切れひとつせずに進める寅さんの体力には驚きを感じますわ。
また一緒の山旅が実現できることを楽しみにしちょります。
山や渓を旅していると、日本にこんなところがあったのかとうっとりしてしまうことがありますよね。
赤木沢もまたその一つで、ただそこに立てるでけで幸せを感じるところでした。
正に年相応の苦闘の末のことでしたから感動もひとしおという訳でございます。
高い山の登り下りがしんどくなってきましたが牛歩の歩みでならまだなんとかなりそうです。
これからまた少しずつ低山の山歩きで鍛え直して夢の地へ赴きたいと考えております。
そこに身を置けちゃうのも幸せ!
いつの日にかと夢見るのも幸せ?
あそこへ挑戦するのは渇水気味のときにしようと決めました(笑)
でも、あんな時ほど”今生きているということ”を強く実感させられる私は変態です(笑)
ガツガツと岩魚を追いガツガツと飯を食いがぶがぶビールを飲みきゅきゅっとウヰスキーを煽りくだを巻く私と違い
どんな時でもジェントルマンな高崎さん、また機会があればお供させてください
憧れていた場所に立てて本当にようございました。
ドロ-んで撮影した映像をテレビで観たとき日本にはこんな素晴らしい場所があったのかとうっとり見ていました。
年相応の苦闘の末にその場所に立てた喜びは如何ばかりかと僕まで幸せ感を感じています。
僕がまだ若かったら、そして若い頃にこんな素敵なところがあることを知っていたなら
僕も迷わず多少の危険を冒してでも訪ねていただろうと思います。
また来シ-ズンも訪ねたい夢があること、訪ねる気力体力が残っていることが高崎さんの何よりの幸せですよ。
僕はブログを通じて高崎から旅のお裾分けを頂けることが喜びの一つだとお伝えしとうございます。
かつて歩いた太郎平や薬師沢の記憶が蘇りましたでしょうか?
太郎平小屋も薬師沢小屋も雲の平山荘も実に素敵なロケーションに佇んでいますよね~。
山釣りをしていると危険を冒してでも未知の世界を覗いてみたいという欲望に駆られます。
もういい加減に自粛して安全地帯でのんびりやろうとも考えるのですが
あと少しだけ冒険心を掻き立てられるようなワクワクドキドキの旅を続けようと思います。
今回は体の鍛え方が全然なっていなかったのでとてもキツイ山行になりました。
やはり日ごろから度々山に入って歩いて山慣れできるように足の筋肉も心肺機能も鍛えなければと痛感しちょります。
赤木沢、眺めに行くだけだからとちょいと舐めておりました。
高巻はきつくて怖かったけれど長年憧れていた風景を目の当たりにできて本当に幸せでした。
ボブさんも早く足腰直して山歩きを再開して欲しいな~!
ここ、体力の有り余った若い人たちなら何の苦痛もなく通り過ぎてしまうのかもしれません。
気力体力、バランス感覚、心肺機能まですべてが下り坂の老体だからこそのキツさなりかもしれませんね。
でもこの風景を眺められてよかった、いつになく満たされた幸せな時間でござんした~!
バッカスちゃんもウォーキング、三毳山、小旅行、少しずつ小さなチャレンジを続けて元気になって下さいね。
しました。私はこんな怖いところには行きません。
男ってやっぱり冒険したいのですね。太郎平の写真
とっても懐かしかったです。
命がけの垂壁トラバース三連ちゃんとは、二人とも
黒部の魅力に取りつかれた山旅釣り人ですね!
それにしても読んでいるだけで手に汗握るような過酷さ、
僕らのような歳で果敢に挑戦するアクティブさに脱帽です。
とても魅力的ですが、僕だったら足がすくんで途中で
一人山小屋へ帰る事になるんでしょうね。
たっぷり遊んで無事に帰還できたこと、最高の旅でしたね!!
今回の山旅の目的も全て達成し、これで終わりと思ったら、
来年はさらに高天原までとは、高崎さんの挑戦は尽きるところがありませんね(また脱帽~)
良き相棒、寅さんとのコンビ欠かせませんね
TVで世界の秘境チャレンジ番組を見ている様です。67歳のおっさんがこんな過酷なアタック出来てしまう驚き(!)素晴らしい。
さすが、尊敬する先達だけのことはある(!)
心臓の担当医から、「あまり無理な運動はしないように…」などと言われている我が身を振り返り、羨ましく思います。
なんせ、10月末の自治会ゴルフコンペに参加するのが目標…レベルが違いすぎる。
それでも、先輩の元気が励みになり、自然のフォトに癒されます。拝見して好かった!