柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

葬儀社は真似されるような技量を持ちたいものです

2017年01月19日 | 葬儀の世界
各地の葬儀社さんから、こんな問題を聞きます。

色々な研修やコンサルを受けて、自社の広告を作ったら

翌月、他社がそっくり真似て同じような広告を作っていた!


この悩みは結構お聞きすることがありますね。

真似をすることは簡単ですものね。

特に見積もりはパクられるようですね。


まあ、葬儀の見積もり内容はそう変わるものではないので仕方ないと諦めるらしいのですが・・・

同じような会館

同じような見積もり

同じような施行

どれも簡単にまねされそうですね。


お客様は目先の案内だけで葬儀社を選定するのでしょうか?

あまり頻繁に葬儀をすることがないので、つい目先の案内に頼りがちかもしれませんが

そいうとばかりは言えません!

全てをライバル社に真似てみたけれど施行は伸びない‥‥というところもあります。


一番の問題は遺族を含めて来た人が、葬儀社からどんな対応やどんな考えを見せられたか、だと思うのです。

こういう考えは男性陣には、あまりうけがよくないかもしれませんけど。



多くの葬儀社はお客様の本質を捉えていない気がします。


対応はマナーとか資格認定の問題じゃないと思うのです。


それがしっかりしていればチラシを真似されても、見積もりを真似されても

人の心を癒す対応や、葬儀への確固たる考えを盗むことはできないのです。


だから広告宣伝もさることながら、人材育成が大事だと思うのです。

人真似は必ずメッキが剝がれますからね。