よく親の「エンディングノートを書かせたいけど難しくて」という相談を受けます。
私は父の亡くなった後に、母の想いや考えの聴き取りを行いました。
先ずは父のこともあったので「延命措置をどうしたいのか?」と。
その後は古いアルバムを見ながら母の両親や曾祖父母の話からはじまり
学生時代や父との出会いなどかなりの生い立ちがわかりました。
この昔話を母は思いのほか楽しんでくれました。
毎回思い出話を聞きながら
介護になったら「家にいたい?」「誰に世話して欲しい?」等の話もしました。
この時間は私にも貴重な思い出になっています。
昔の話は記憶が鮮明といいますが
何年か後の母はアルバムを見せても記憶が曖昧になり
考えの意思表示や判断が難しくなってきました。
母から私に聞き出すこともあったので
聴き取りの時期は大事だと思います。
でも、大まかな母の気持ちが知れたことで
母のその後の大事な決定を兄弟と相談しやすくなりました。
是非、試してみてください。
私が作ったエンディングノート(アクティブノート)です