
孫が急に
「とらちゃんに逢いに行きたい」と言い出したのが
とらが亡くなる前日でした。
極度の怖がりで
生き物は好きだけど触ることができません。
6年かけてようやく
とらに、チョンと指を触れたのがつい先日のことです。
19歳になるとらは
数日前から起き上がれなり
この日は朝から呼吸が荒くなりました。
いよいよ「お別れ」かなと、覚悟をし見守る中
午後6時、静かに息を引き取りました。
とらの死を聞いて慌てて掛けつけてくれた孫は
驚いたことに
自ら、とらに添い寝をして撫でてくれました。
人より一歩も二歩も行動が遅い孫ですが
心の中では老犬との別れを察してくれていたのでしょう。
やっと最期にできた「仲良し」です。
普段は強面の主人が涙ぐんでいます。
いちばんの友人を失ったので無理もありません。
