柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

今感じている独り言 パート2

2014年01月12日 | sibatanoriko?
今年も家族葬や直葬が多くなる
というご意見を多くの方から伺っています。

私よりずっと多くの経験を持ち知識をえた方々の意見ですので
きっとそうなのかもしれません。

多くの葬儀社が将来を考えることをしないで
目先のことだけしか考えない、というご意見も
何年も前から聞かされています。

私自身もそう思う所もないわけではありません。

でもね
私はまだ信じているんです。
時間はかかっても葬儀社の方の考えも
皆さん方の葬儀への考えも
きちんと働きかけをしたら
まだまだ変わる余地があるのではないか?と
その考えが捨てられないのです。

いま私の目の前には
少なくても、今より良い方向に葬儀を変えたいと
思っている方々がいます。
そのために私も何とかお手伝いしたいと思っています。

少しずつですが、変化の手ごたえを感じています。

この様な葬儀社が現れたのはきっと氷山の一角では?
良い意味で変わりたいと思っている葬儀社さんはもっといるはず。
周囲に良い情報がないので、悶々としているのではないかと。
多勢の意見の中では、異論を説くよりなびくことが楽なのでは・・・

家族葬や直葬が、葬儀の主流になるしかないのか?
葬儀社は価格を安くすることしか生き残りはないのだろうか?
葬儀社で地域の高齢者対策は無理なのだろうか?
私はどれも変えられる、できると信じています。
「柴田さん、考えが甘いなー」と言われそうですが

もともと、おばさんでしかない私なので
それなりにやっていこうと、思っています。
大きなことをしようなんて思っていませんが
諦めるつもりもありません。

今回も独り言の続きですね。


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2 コメント

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なんとなくの気づきですが (ゆうです)
2014-01-14 11:58:14
柴田先生 お久しぶりです
今年もブログを拝見させて戴きます 宜しくお願い致します

予算の都合上、直葬予定の方と少しお話しをしてみると
「やっぱり直葬は可哀そうよね 頑張ってくれたから
私達も頑張ってお金出してもう少しいい葬儀してあげようか」という結論になるケースもあります

家族葬予定の方と少しお話しをし
「確かお友達のことをよく話してたよね 家族だけじゃなく、その方たちに来てもらったら喜ぶよね」など


もちろん予算の都合や独り身の方の場合はしょうがないのですが…
亡くなった方と残された方とのコミュニケーションというか距離が葬儀の形に反映されているような気がします
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Unknown (shibata)
2014-01-15 23:54:40
ゆうさん、お久しぶりです。
コメント有難うございます。
私ね、直葬の予算しかない人なら、式を行う必要もないと思います。但し、できれば故人の友人には声をかけて一緒に過ごす時間を取って欲しいと思います。
葬儀式を行わないと、葬儀社の利益が出ないような見積になっているのが現状ですよね。
故人の安置を自宅にして火葬日まで余裕を持ち、その間に故人の友人たちやその人達から聞いた知り合いに声をかけて集まってもらえれば、それもいいんじゃないですか。
葬儀社がその場を作り、その空間に見合う費用を頂けるなら、それも良し、だと思います。

でも、本当に葬儀をする費用がないなら仕方ないけど
葬儀が無駄だからお金をかける必要がない、と考えられているなら、淋しいですね。
出産にも結婚式にもお金がかかるように、葬儀にもお金はかかります。そこに関わり遺体を扱い、別れの為に時間に関係なく働く人たちがいる以上、葬儀にかかる費用は必要ですものね。

普通に人を呼びたくない人たちは、自分が死ぬ前に縁があって大切な関係にある人だけでも家族に知らせておいて欲しいと思います。その人達からの言葉が遺族の心におおきな愛を与えることだけは確実なので。

でも、私はやっぱり今年も普通の葬儀しませんか?と語りかけていきますね。

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