柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

喪中ハガキ

2009年09月21日 | 葬儀後の相談いろいろ
アッという間に時間が流れていきます。
年のせいでしょうか?

今年も後3ヶ月とチョットですね。

今日は、以前に「自分のお葬式を考える」セミナーに参加された方から
問い合わせが入りました。

喪中ハガキの件でした。

今年身内にご不幸があった方は、今頃から支度し始めますよね。

皆さんは
いつも年賀状をくださる方が、来年の年賀状を準備をする前に
喪中をお知らせするのが喪中ハガキ・・・と考えていませんか?

でも、本当はチョット違うんですよ。

「今年、我家では不幸があり今は喪中。
まだ喪があけない自分から、お世話になった方に新年のご挨拶を
するのは遠慮しよう」
これが喪中ハガキを出す真意だそうです。
つまり、自分からの新年のご挨拶は失礼します、と言うことです。

喪中の自分宛にお知り合いが
年賀状をくださる事は一向に構わないのです。

それなら、こんな方法もありますよね。
いつものように友人から年賀状が届いたら
お返事に
「今年の7月に私の母が亡くなりました。看病をする間も無い
突然の死で、今になって心にぽっかり穴が空いています。
そんな訳で、私から年賀状をお送りするのは失礼した次第です」
などと喪中のお知らせと心境を伝えるのもいいですよね。


既成の喪中ハガキを作るより
新年を迎えてから年賀状をいただいた方それぞれに
ゆっくりお便りしてみませんか?

最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ああ、知っていれば… (ともちゃん)
2009-09-21 19:35:18
20年近く前、父が亡くなったのが12月の頭でした。
主人の母から、
「みなさんが年賀状を書かれる前に喪中のハガキを出さないといけないから早くしなさい!」
とお尻をたたかれて、あわてて母の知人に無理をお願いして印刷してもらったのを思い出しました。
本来の意味を知っていれば…ってことがたくさんありますね。
返信する