華道家 余田紫甫(志穂) 

いけばな嵯峨御流・華道家 余田紫甫の海辺の街での楽しいくらしと花を愛する日々

考える

2011年04月01日 | LIFE


地震以来、考えてます。
普段の平和な生活の何倍もいろんなことを考えてるのではないかな。
たぶんそういう人が大半だと思う。
それはすぐに答えの出ることじゃない。
人について、モラルについて、正誤について、善悪について・・・
ぜったい答えのない事までいっぱい考えてます。
そして今回の地震の事だけでなく、、世界や社会や自然や歴史や未来、人生などと、どんどんとめどなくなって・・・
普段なら気にならない人の考えなんかも気になってTwitterなどで著名人のコメント読んでみたり。
でも考えることは絶対無駄にはならないと思います。
だから考え続ける!

この大地震については、なかなか何をどうすればいいのかなかなか手も足も出ない状態でした。

幸運事に自分の考えや思い付きを話す相手や伝える手段があります。

たとえばふとした思い付きを
mixiとTwitterで

私は本が好きです。活字を読めない生活は辛い・・・
電車の中でもネットより最後は本です。 紙をめくるが一番いい。
被災地の方でも活字に飢えてるいるだろうな~~ そりゃ衣食住が最優先だろうけど。。
小説・漫画・雑誌、気がまぎれると思う・・・ 被災地に本を送る。まだ早すぎる?(03月30日) Twitterから

っとつぶやきました。
すると 友人のKOJIくん@岩手出身から

俺の中学のときの恩師が今週3くらいで被災地域に通ってて、子供達の絵本やおもちゃなんかが欲しいそうです。
また、幼稚児とかの子供服も。お古でも構わないそうです。
もし知り合いとかからこういったもの集められるようであれば、声かけてもらえませんか?
集まったら、俺から先生のとこに送ります

との返信コメント!
初めて漠然とした支援でなく、相手の見える支援の機会が出てきました。

早速 子供を持つ友人に協力のMAILをしてみると
これもほんとに様々な反応、反響がありました。
そして進んでます。
私もこの週末はいろいろ集めてみます。(その後子供ものだけでなく大人のものも必要とわかりました)

気の置けない友達としゃべってると自分一人では解決出来なかったことの入り口が見えたり
新しい何かが生まれたりってありますよね!
考えることが無駄じゃないのと同じくらい人と語るのは無駄じゃないと思うんです!
そして違う考えの人の意見もきちんと聞くこと!

支援も自粛も考え方は人それぞれだと思います。
自分が思った事をすればいいとおもいます。

私はいらぬ(私がいらぬと思う)自粛はもうしません。
友達と会って楽しんで、スポーツイベントも参加します。ライブだって待ち遠しい!
自分は元気だからこそ自分の出来る支援をするつもりです。

でもそんな気になれない人もいるはず、自分の気持ちに正直でいいと思います。

そこで自分に言い聞かせたのは、
人と比べない、人を批判・避難しないこと。
自分は自分のしたい事をすればいい。

今思ってることはまた先になれば変わるかもしれない・・それもいい。


ちょっと前の姉のBLOGに


マスコミをはじめ、多くの方が被災地・被災者に
応援メッセージを送っているけれど
わたしは「がんばれ」という言葉があまり好きではありません。
日頃、辛い状況にある友人・知人にメッセージを送る時も
意識して「がんばって」という言葉は使わないようにしています。
むしろ「がんばらなくていいよ」と送りたい。

だって、もし自分が今回のような被害にあったら
絶対にがんばる気力なんてないし
「がんばれ」なんて言われたらよけいヘビーに感じそう・・・

っとありました。

すごい!目からウロコ!
がんばれ!、がんばって!、私もがんばる!っと
一つ覚えの様に連呼する 体育会系(大人になってから)の単純な妹とは大違い!
深いです。
私もなにか心がちょっと軽くなった気がして救われたんです。

だからがんばれない人の為に我々が出来る事を考えています。

ぜったい長期戦になると思います。
状況によって必要なものも変わってきます。
こちらも変化に対応して行きたいと思います。
この気持ちを継続して行く事が大切です。

っとやっぱり取りとめのない・・・・考えでした。スミマセン。

家の隣の木蓮の木 満開