華道嵯峨御流 専修会 ７月

生花　葉蘭（はらん）

生花は葉蘭にはじまり葉蘭に終わるとされるほど。
葉物十種のひとつ生花に欠かせない花材の一つです。
同時に植物の出生をもしっかり学んでこそ完成された姿になる花材です。

先生がご自宅から持ってきてくださった
葉蘭の実（根の近くになります）




葉蘭独自の特性を活かして花にも勝る美しい姿に行け上げます。

お稽古は　三才格・五行格






五行格の特徴的な役枝の一つ　添而不添（そうてそわず）とは
人の付き合い方に所以するとは勉強になる。
肉親も他人も付かず離れずの距離を保つことが大切と教えを感じながら
作品に没頭する。
ちなみに他流では相生（あいおい）というそう。

参考花　体の前添え流し