華道家 余田紫甫(志穂) 

いけばな嵯峨御流・華道家 余田紫甫の海辺の街での楽しいくらしと花を愛する日々

いけばな教室  6月9日・13日

2015年06月15日 | Flower
飾盛体(しょくせいたい)

先月に引き続き、花を楽しむお稽古です。
植物のもつ姿形を抽象化して
線・面・塊(マッス)としてとらえて作品を構成します。






紫陽花(あじさい)このシーズンには欠かせない紫陽花。 かわいい塊として擬人的にとらえます。   ハート形状の花に巡り合えたりします。

擬宝珠(ぎぼうし)仏教の宝珠の形に似てることからこの名がある葉ユニークな形と美しい緑を面とし て活けます

蒲(がま) 蒲鉾・蒲団・蒲焼 などの漢字はすべてこの蒲の形状から由来したモノです。
日本の水辺の風景を表すとともに抽象的にユニークにとらえるにも最適の花材です。


みなさん上手に花器と花材が一体となるように活けあげました。