華道家 余田紫甫(志穂) 

いけばな嵯峨御流・華道家 余田紫甫の海辺の街での楽しいくらしと花を愛する日々

いけばな教室 5月 生花 葉組 燕子花

2017年06月03日 | Flower
二花十一葉 初花の活け方(主位)

花色は青紫・紫・白色
カキツバタ 燕子花 (杜若とも書きます)
衣を染める為に使われたいたところから『書き付け花』の由来する

いずれあやめかかきつばた とあるように

日本では万葉集・伊勢物語 で恋や美女の比喩として登場します。
尾形光琳の『燕子花図』の美しい絵は有名
西洋ではギリシャ神話でイリスは女神の名前となり香水の名前にもなっています。
古来から和洋問わず人々を美しい姿で魅了しています。

葉組(はぐみ) 
生花の技法の一つで植物の葉の出生の特性を活かしながら組み直し体・用・留の役枝を整えていくものです。
同じイリス属の花菖蒲との出生の違いを比べると覚えやすい。















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