華道家 余田紫甫(志穂) 

いけばな嵯峨御流・華道家 余田紫甫の海辺の街での楽しいくらしと花を愛する日々

万葉の時代に生まれてたら

2007年02月16日 | BOOK
田辺聖子さんの”文車日記 ~私の古典散歩~”はとても面白いです。
昔の時代の人達が生き生きと瑞々しく蘇って描かれてます。
あの時代の人達の生き様、特に恋愛は田辺さん流の推測を交えて実に見事に描かれてます。
小難しくて敬遠しがちな古典の世界がなんと魅力的な世に思えることか、、
もし自分がその時代に生まれてたらっと想像力も豊かになります。
そして時代は変わっても人間の本質は変わらないという事もよくわかる。
万葉の時代に恋心を歌に託して送りあう男女。
それに返歌で応えたりして、、、あ~~楽しいだろうな~~
言葉を巧みにあやつれて、センスの良さがモテの基準になったんだろうな~~
返事がないと一日千秋の思いでヤキモキもしたんだろうな~~

それって、現代の恋愛事情に共通しますね。。
レスは早る気持ちをま押さえて、ちょっとじらしてみたり、、、
いかに気の効いた言葉で返事をするか考えあぐねたり
今のMAIL社会も万葉の世も変わらないかも、、、

もし万葉の世に生まれてたら、、
私はそこそこモテてたと思う。(笑)

それにしても田辺聖子さんの読書量ってすごい、、ぜったい真似出来ない。


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2 コメント

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Unknown (HIGE)
2007-02-16 19:35:55
また揚げ足取りと言われそうですが・・・

分車日記じゃなくて文車日記ね。

ブンシャニッキと読んでしまうとこう変換してしまうかもしれないけれど、フグルマニッキだとスッと変換するやろうとやってみたら全然変換しませんでした。
フグルマと読むのは特殊なのかな?
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ありがと!! (SHIHO)
2007-02-19 16:49:49
本文訂正しました。ありがとうございます。
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