読み終えて、本を閉じてしばらく、目を閉じて静寂に浸りました。
久しぶりに本に圧倒された
もう一度最初から丁寧に読み返したい衝動に駆られます。
『間違いなく今年のナンバーワンや』っとKさんが貸してくれた一冊
直木賞を受賞したので存在は知っていた。
読み進んで残り少なくなるのが悲しくなる、読み終わりたくないという思いが強くなるとまで言うから
なかなか凄い作品なのだろう。期待をしてページをめくる。
最初の章からぐいっと強烈に引きこまれました。
文章自体がとても美しい。美しい日本語に観せられて行きます。
一語一句も漏らさず丁寧に読みたい、、っと強く思った。
華道は長年勉強していますが、
茶道については経験はほとんどなく母・姉や茶会で客としてお茶を点ててもらった程度。
日々の雑事に追われ、慌しいく乱雑な自分の日常生活。
物事の上っ面だけしか見れて無い様に感じ恥ずかしい。
”一期一会” 今一度この言葉を噛締めたい。
自分の進む華の道にも大きな影響を与えてくれました。
侘び寂と称しながら
内面にほとばしる熱を隠しもって、わかる人には判ってしまうその“艶”
床に活けた一輪の朝顔を際立たせる為に、
庭に咲き誇るすべての朝顔も刈り取ってしまう
妾宅に飾られた椿の花の咲き加減が落ち着かないと無言で立ち去ってしまう
生まれ持ってのずば抜けた審美眼は幸か不幸か?
たぶん不幸。
この様な男を愛してしまい愛されてしまった妻も妾も恋人も 幸か不幸か?
気楽な凡人の方が幸せ?やはり不幸かも。
一輪の椿の位置・茶匙の竹の節位置
利休にはすべて一番美しい姿が見えている。
高麗の女の最期も利休が求めた究極の美の結果で、
永遠に自分の心の中で美しく留める為だったか?
とは私の勝手な推測と解釈。
戦国時代、これほど茶の湯が浸透し、歴史に影響をあたえていたとは勉強になりました。
歴史小説でもあり、芸術小説でもあり、恋愛小説です。
茶道・茶の湯の事を知らなくても、興味がなくても読んで損はないし楽しめる作品。
花器と花材を目の前にして、、さて、利休ならここでどうされる?
これから花を活ける時、厚かましくも頭の中で問うてみたくなる。
★★★★★
久しぶりに本に圧倒された
もう一度最初から丁寧に読み返したい衝動に駆られます。
『間違いなく今年のナンバーワンや』っとKさんが貸してくれた一冊
直木賞を受賞したので存在は知っていた。
読み進んで残り少なくなるのが悲しくなる、読み終わりたくないという思いが強くなるとまで言うから
なかなか凄い作品なのだろう。期待をしてページをめくる。
最初の章からぐいっと強烈に引きこまれました。
文章自体がとても美しい。美しい日本語に観せられて行きます。
一語一句も漏らさず丁寧に読みたい、、っと強く思った。
華道は長年勉強していますが、
茶道については経験はほとんどなく母・姉や茶会で客としてお茶を点ててもらった程度。
日々の雑事に追われ、慌しいく乱雑な自分の日常生活。
物事の上っ面だけしか見れて無い様に感じ恥ずかしい。
”一期一会” 今一度この言葉を噛締めたい。
自分の進む華の道にも大きな影響を与えてくれました。
侘び寂と称しながら
内面にほとばしる熱を隠しもって、わかる人には判ってしまうその“艶”
床に活けた一輪の朝顔を際立たせる為に、
庭に咲き誇るすべての朝顔も刈り取ってしまう
妾宅に飾られた椿の花の咲き加減が落ち着かないと無言で立ち去ってしまう
生まれ持ってのずば抜けた審美眼は幸か不幸か?
たぶん不幸。
この様な男を愛してしまい愛されてしまった妻も妾も恋人も 幸か不幸か?
気楽な凡人の方が幸せ?やはり不幸かも。
一輪の椿の位置・茶匙の竹の節位置
利休にはすべて一番美しい姿が見えている。
高麗の女の最期も利休が求めた究極の美の結果で、
永遠に自分の心の中で美しく留める為だったか?
とは私の勝手な推測と解釈。
戦国時代、これほど茶の湯が浸透し、歴史に影響をあたえていたとは勉強になりました。
歴史小説でもあり、芸術小説でもあり、恋愛小説です。
茶道・茶の湯の事を知らなくても、興味がなくても読んで損はないし楽しめる作品。
花器と花材を目の前にして、、さて、利休ならここでどうされる?
これから花を活ける時、厚かましくも頭の中で問うてみたくなる。
★★★★★
読んでみよっかなわかるかな
すごいですよ。
茶道教えて欲しいです。
奥深いです。。。。
読んで、、改めて茶道も学ぼうと思ってます。