華道家 余田紫甫(志穂) 

いけばな嵯峨御流・華道家 余田紫甫の海辺の街での楽しいくらしと花を愛する日々

「マティスとボナール」展

2008年07月28日 | LIFE
神奈川県立近代美術館 葉山

マティスが好きです。
姉の部屋に飾られてたダンスの絵と画集に私も影響受けました。
今回も特に晩年のJAZZやオセアイニアがとても好き。
他にも素敵な作品がいっぱいでした。
作品以外に展示されてる自身の写真や数枚の自画像を観て、
いつも遊び心を忘れない、茶目な性格だったのでは?っと思いました。
ボナールも今回初めて意識して鑑賞しましたが晩年の作品がよかった。

制作に行きづまったらお互いのアトリエを訪ねあったというマティスとボナールは生涯の友だったそうです。
ボナールは妻に先立たれた後、”孤独と感じた時にはあなたの存在を思い出す”と言った意味の言葉をマティスに送ってます。
二人の交わした沢山の手紙。ハガキが展示されていました。
二人の作品にはもちろんですが、そんな二人の熱い友情にとても感動しました。

夏の休日の午後、海の見える美術館でゆっくり絵を観る。至福の時間です。
二人の作品の多くには窓の外に海(地中海)が広がっていました。
ここ葉山の雰囲気はそれに近い感じです。
やっと来れた近代美術館。素晴らしく贅沢な空間です。
近所なんで気軽に訪れたいお気に入りの場所がまた出来ました。
今度はレストランでゆっくり食事もしたい。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿