華道家 余田紫甫(志穂) 

いけばな嵯峨御流・華道家 余田紫甫の海辺の街での楽しいくらしと花を愛する日々

10月 専修会

2013年10月12日 | Flower
高雄の景(たかおのけい)

嵯峨御流 独特のいけばなの形態 である『景色いけ』
その中でも京都の特定の景色を活ける『三勝の景』の一つ高雄の景 (他 庭湖の景・嵐峡の景)
京都の西北 清滝川の深い谷に臨んだ三尾(栂尾・槙尾・高尾)は紅葉の名所です
その三尾を総称して高雄と呼んでいます。
いずれ保津川へと流れて行く清滝川の流れと、愛宕山の支峰、高雄山麓の美しい
秋の紅葉の景色を活け表します。

自然の趣を失わないありのままの姿 『実』と
枝や込み入った葉を整理し切り取る人為的な 『虚』をバランスよく作品を仕上げる事が大事です。

水揚げの困難な紅葉のミョウバンなどをつかってしっかり水揚げをします。(水揚げ辞典参照)

高雄の景



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