学習塾 志気進研

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<中3生を想う>

2009年03月07日 | 言わせてちょ~だい!
先日の学年末テストが返却されてきた。

1年生は、上位が揃いそうだ。

2年生は、新しいメンバーを加え、多くの者が成果を上げた。

・・・

と、色々と書くべきことはあるのだが、

やはり頭の中は、中3生の受験結果のことでまだいっぱいだ。

今日も何組かの生徒とお母様が揃ってご挨拶にいらっしゃった。

受かった生徒、残念だった生徒、どちらのケースもある。


受かった生徒の場合は、ご想像がつくだろう。

お互いに嬉しい時間が流れる。


逆に残念だった生徒の場合。

皆、挑戦という形であった。

合格という結果につながらなかったことは、本当に悔しい。

しかし、報告に来てくれた彼らは、

残念な思いはあるものの、やりきった表情をしていた。

確かに高い目標があったからこそ、最後の最後まで伸びることができたのだ。

それは、間違いのないこと。

この最後の最後まで努力をしたことは、誇りに思ってほしい。

ここまで頑張れた自分に自信を持ってほしい。


わが子に対する親御さんの想いに比べたら、負けてしまうかもしれないが、

僕にとっても大事なかわいい生徒だ。

やはり笑顔での高校入試のゴールといきたかった。

ただ合格という結果を並べるだけならば、安易な道もある。

間違いなく合格する道にもっていけば、僕はドキドキすることもない。

塾としても体裁は整うだろう。

しかし、それは違うと思う。

僕は、正直なアドバイスはするが、進路希望の最終決定者になってはならない。

決めるのは、家族との相談の上で生徒本人が決めなければダメだ。

その中で、彼らは妥協点を選ばなかったのだ。

その意志に敬意を払いたい。


ただ、挑戦とは分かっていても、そのショックが大きかった者もいる。

本気だったからこそ、その分悔しさも大きく感じるのだ。

もう少し時が経って、笑顔で報告してくれることを待っている。


新中2、3生たちは、合格状況を気にしてよく僕に質問してくる。

北辰テストで結果を出し、自信を持って臨める者。

ギリギリの線で臨む者。

合格圏には、到達していないが最後の追い込みに期待を込める者。

入試には、実際、様々な状況があることを伝えた。


ひとつの区切りがつく。

中3生で悔しい思いをした者は、高校生活にそれをぶつけていくのだろう。

僕は、今年の悔しい思いを今、目の前にいる生徒たちにぶつけていく。

今のうちに苦労をさせるように授業を組み立てていく。


明日は、北辰テストがある。

また、新たな受験生たちがスタートラインに立っていく。

今年も全力で応援していくぞ。


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