＜脳の活性化ー食事②＞

前回の続き。

脳の活性化を促すための食事について。

炭水化物に加えてもう一点。


それは「ＤＨＡ」だ。

ドコサヘキサエン酸ね。


これは、主にマグロやイワシなどの青魚の脂に多く含まれる栄養素。

ＤＨＡを摂ると神経伝達物質の受け渡しがスムーズになるようだ。


その脳内における情報伝達の役割を果たしているのがシナプス（神経細胞）。

ＤＨＡは、このシナプスを活性化させる働きがある。

これにより判断力や集中力を高めることができるのではないかな。


また、頭の回転が速い人と、遅い人の違いにはシナプスの量に差があることが言われている。

これは「ＤＨＡ」を摂って頭が回る脳を作っていきたいよね。


とにかく、人間の脳神経細胞にはＤＨＡが原料となっているものが多い。

そのため、これを摂取することで、脳が育つということだ。


外国の研究者の中では、欧米諸国と比べて日本人の子どもの知能指数が高いのは、

ＤＨＡを多く含んだ魚をよく食べるからとも言われているらしい。


ＤＨＡを含んだ魚をよく食べ、脳を活性化しよう！！

もちろん、栄養を吸収するためには他のビタミン類も大切なことは言うまでもない。

広く、バランスよく栄養素を摂ることが重要だ。


これらは勉強に向かう前段階。

しっかり脳の調子を整えて、効率よく勉強が進められるようにしたいものだ。