学習塾 志気進研

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<志気進研の小学生①>

2006年12月11日 | 言わせてちょ~だい!
志気進研の小学部には四年生から六年生の小学生が通っている。
時間は五時から六時半となっている。

ただ、曜日は相談の上で決めるので同じ教室に
違う学年の子が混ざっていることがあるのだ。

四・五年生の隣で、六年生が算数の勉強をしている。
それは四・五年生にとっては、未知の分野である。
僕の書くホワイトボードをちらっと見る子や、
僕の講義を目を見て真剣に聞く子、
「それって、何て言うの?」
「何だか難しそう・・・来年やりますか!?」とか、
「簡単じゃん!早くやりたい~!」
など、席の隣から様々な反応がある。

学校の勉強だけではなかなか関わることのない、
上級生の学習内容に触れることが出来るのである。

その中で、上級生の学習内容に興味をもつ子は
この先の中学校に進んでいっても勉強に対する
意識の面で不安に思うことは少ないであろう。

何に対してもそうだが、未知のものに対する興味が
勉強の面白さの根底にあるものであるはずだ。
今まで知らなかったことを理解したことに、
喜びを感じることは大切なことである。

そういう子は、
「勉強をやればやっただけ、教えれば教えただけ
どんどん吸収するのだろうなぁ」
と、しみじみ感じる。


逆に未知のものに対して、後ろ向きな発言をもつ子は、
自分の学年でのこれからの学習内容にも抵抗をもつのである。
まずはその感情を取っ払ってあげる必要がある。

分かりやすく教えるなんてことは当たり前のことで、
「何でも新しいことをやる前は難しく不安に思うはずだよ」
「その時の授業さえきちんと聞いてくれれば心配なくなるから」
と声をかけ、食わず嫌いを無くすことから始める。

小学校の内容を得意にしてあげれば、
また苦手意識を無くすことができれば、
不安無く中学校の学習内容に入っていける。

更に小学校低学年ぐらいの子には、
その前段階である食わず嫌いをせぬよう、
勉強への入り口となるようなことに興味がもてるように
周りの大人が工夫して楽しさを伝えねばならないだろう。


小学生の勉強とは新しいこととの出合いの連続である。
(勉強全般に当てはまるが)
出合った時の印象が少しでも良いに越したことはない。
(対人関係にも当てはまるが)

今後も、この教室内に違う学年がいる環境を
どんどんいかしていかねば!!

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