syuの日記・気まま旅

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日本三景・松島

2011-10-13 | 気まま旅
仙台赴任時代に何度も訪れた、懐かしい「松島」に来てみたかった。
平泉から松島に向かったが、国道108号線などは所々3.11の地震で通行不能となっており、迂回したり苦労して松島に到着。

松島の民謡、「まつしま~の」ではじまる歌があります。題名「斎太郎節」「さいたらぶし」。
松島の サーヨー 瑞巌寺ほどの寺もない トーエーアレワエーエエ エイト ソーリャー大漁だエ
前は海 サーヨー 後ろは山で小松原 トーエーアレワエーエエ エイト ...。

芭蕉が絶賛した日本三景「松島」、ここでは、芭蕉は句を詠めず。
「松島や ああ松島や 松島や」は芭蕉の句ではない、芭蕉は松島のあまりの美しさに驚き句は詠まなっ方と云う。
同行した、河合曾良が「松島や 鶴に身をかれ ほととぎす」松島はなんと美しいのだろう、ホトトギスよ松島を飛ぶなら鶴の羽を借りて、
麗しい鶴の声で鳴き渡りなさい。
                     松島城                  五大堂
    

五大明王が鎮座する「五大堂」、朱塗りの橋がかけられた小島の立つお堂が、慈覚大師が五大明王を安置したことからこの名が付れれた。
ここから観る海と島のコントラストと八百八島は、芭蕉が愛したのがよく解る。
五大堂は、807年 坂上田村麻呂が毘沙門天を祀ったとも言われている。

五大堂に渡る朱塗りの橋                五大明王の鎮座する堂
  

いろいろの島が浮かぶ松島湾内、京都の天橋立、広島の安芸宮島とここ松島の三景。松島は、牡蠣、アナゴ、ハゼ、等の収穫量も多く
、豊かな恵みをもたらしてくれる漁場でもある。

3・11地震の被害を心配したが、傷跡は少なかったようであった。

松島湾 260の島々が浮かぶ
    

島回り観光船が、忙しく発着。海風を感じながら、海鳥と島回り、約50分で一周できる。
仁王島、鐘島等近くで観察。電話 022・354・2233 お土産屋でさざえの炭焼きと牡蠣を頂いた。

  

大鳥居を潜ると、国宝指定の禅宗 「瑞巌寺」山内の参道に入る。奥州随一の禅寺と松島名庭園の「円通寺」で、次回に。

洞窟にある石仏
  

仏の道、右側は荒々しい岩肌に、仏の洞窟群に石仏が並んでいた。地震前の状況が解らないが、所々かけているのもあった。

                          歴史を感じる古木