東京の劇場で、一番古いのが「明治座」、今でも歌舞伎、新派など上演し、下町の雰囲気があり庶民的で親しまれている。
「歌舞伎座」は、明治22年に、日本古典芸能「歌舞伎」の殿堂として初開場している。
関東大震災以降鉄筋コンクリート造になり、戦災でし被害は、内部が焼けた程度であった。
昭和26年復旧している。外国観光客にも人気の劇場となった。
五代目となる新しい「歌舞伎座開場」を記念し、銀座一丁目から三越前の四丁目まで、中雨の中、「銀座・春のパレード、花道」があった。
市川中車、勘九郎、海老蔵、猿之助等人気役者63人が、「お練り」した。
俳優協会の、坂田藤十郎会長は、パレード前の挨拶で「この雨もお客様に降り込んで頂ける縁起のいい雨です」と云い、スタートが大幅に
遅れた。車道、歩道に10列以上の人出であった。人混みの中やっと撮影。
銀座二丁目のビルから手を振る観衆
傘を差しての行進、傘を閉じる観衆
準備中の花道
2013年2月、オフィスビルと併設された歌舞伎座の建て替えが完了。
新しく併設されたオフィスビルは歌舞伎座タワーと名付けられ、昭和通り側に出入り口がある。歌舞伎座は従来通り晴海通り側に出入り口。
歌舞伎座と歌舞伎座タワーを併せて「GINZA KABUKIZA」という名称が定められ、キャッチコピー「イザ、ギンザ、カブキザ。」や、シンボルマークも制定された。
2013年(平成25年)4月2日 、開場予定。