臭い虫として嫌われるカメムシの仲間ですが、渋い色で陶器のような光沢があり、あらためて眺めると
中々美しい昆虫です。
成長段階にもよりますが、成虫の体長は5-5.5㎜と、かなり小さい部類に入ると思います。
このカメムシが持つ最大の武器は、胸部第3節にある臭線から分泌される物質の強烈な臭気です。
小さくてもその臭いはカメムシの中でも比較的強い方で、採集する場合も小さいからといって、吸虫管を
使うことは禁物です。
クズなどのマメ科植物の茎を好んで食べ、夜間は灯火に誘われて人家に侵入するので要注意。
素手で触ると、手に付いた臭いは容易には取れません。
マルカメムシ<カメムシ目 マルカメムシ科>
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