四季の彩り

季節の移ろい。その四季折々の彩りを、
写真とエッセーでつづって参ります。
お立ち寄り頂ければ嬉しいです。

復興の象徴

2012年03月06日 20時44分47秒 | ボランティア
先週末、復興支援と観光を兼ねて福島の地を訪れてきました。
当初予定していた小名浜港は復旧もほぼ完了し平常な業務も再開されて
いるとのことで塩屋崎に廻ろうとしましたが、時間の関係で
あきらめざるをえませんでした。

その後、全国キャラバンの報道で感動したタヒチアンダンスの見学を
兼ねて福島スパリゾートハワイアンズへ向かいました。

今年の2月8日復興しオープンした、パノラマ「ビーチシアター」で
行われたグランドポリネシアンショーを20:30~と、翌日13:30からの
二度にわたって見学しました。

テレビではショーの一部分のみが報道されていましたが、一時間余にわたった
ショーは物語性に富みフラダンス、タヒチアンダンスの完成度の高さに圧倒された
思いでした。
また、踊り手の一人一人がショーマンとしての思いのたけを表現し、その熱気が
観客をも巻き込み華やかで、感動的なショーでした。
「踊り手の放つオーラ」と一言で表現するには、あまりに深い想いと真剣さに
溢れているショーとも感じました。

震災後、「全国きずなキャラバン」を展開する中で鍛えられた技と思い故とも
感じましたが、それ以上に常磐炭田閉山から今日まで継承された
「復興の前線」を担った方々のDNAの存在を垣間見た思いです。

また、会場でお会いした素敵な老夫婦が語った「ここに足を運んで頂けるだけでも
私達は嬉しいです。ここは私たちの復興の象徴でもありますので…」との言葉は
深く感じるものがありました。

会場で即興で詠んだ短歌ですが、稚拙さを省みず載せさせて頂きます。

☆訪いて くれるが支援と福島のおみなの言葉温く聞きいる
☆復興の前線に立つフラガール 秘むる想いは舞に溢るる
☆不死鳥の思い秘むるやフラガール 復興担う前線に舞う
☆こんなにも深き思いが籠るごとタヒチアンダンス静寂も秘め
☆しなやかに指先揺らすフラガール 招きよせるや希望の二字も
コメント
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